女王蜂
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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金田一耕助シリーズの中で所謂代表作と呼ばれるような作品よりは評価・知名度ともに一段劣る作品でしょうが、古い小説ながら読みやすく、終始ダレない展開で面白かったです。 | ||||
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先日TVで獄門島を見たので、読みも見てもない | ||||
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美女に群がる男たちとシリーズ中1、2を競う出来の密室トリック! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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この作者のいつもの悪い癖。情景描写、登場人物の容姿や癖の描写、それらがいちいち超詳細に書かれていて、無駄に文章が長い。だから読んでいて飽きが来る。そんな事を知らなくて良いし、知りたいとも思わない。作者の自己満足的な長文は疲れるし、つまらない。ダラダラと話が進んで、最後に"まとめ章"のようにしてチャンチャンと物語を締めくくる常套手段。本は分厚いクセに中身がナニコレ状態。ハズレの福袋のよう。 | ||||
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相変わらず安定して楽しめた。 | ||||
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まず石坂浩二版の映画を観ていて、最近になって原作を購入した。 なので、細部はこうだったのかと納得。 金田一が知り得ない状況/場面の描写があったりして、金田一耕助の活躍やいかに! 的な要素はやや少ないように思える。 とは言え、さくさくと読めて楽しめた。 いやそれよりも、登場人物の一人(10代半ば)があまりに幼稚で、知的に問題があるのかとすら思った。 撲殺の凶器が月琴という弦楽器である事も加えて、もしや本作はエラリー・クイーンの「Yの悲劇」のオマージュかパロディなのかと思ったが、双方の発表年代を調べると、そうとも思えない。 そもそも横溝御大は若年キャラの物言いが不自然な傾向があるように思うのだが、発表当時はさほどおかしくはなかったのだろうか。 驚天動地のトリックはないが、小ネタ的なトリックがちりばめられていて楽しい。 あと、他の方も書かれているが、劇中半ばで智子が不自然なほどに妖艶になった描写がされていて、それがなぜなのか明確になっていなかったような? ああする必要はあったのだろうか。 | ||||
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智子という絶世の美女が登場して彼女の周りで、孤島、高級旅館、歌舞伎座で次々と殺人事件がぁ・・・・まあなんとも贅沢な設定。 こういってはなんだが、美女とショッキングな出来事って今の深夜アニメの定番ネタ。 日本人の好みって70年前とあんまり変わらないのかもね。 特に冒頭の警告文とも殺人予告ともとれる怪文書・・・・ 「「月琴島からあの女を呼び寄せてはならぬ。 あの女の前には多くの男の血が流されるであろう。彼女は女王蜂である。」 それだけで読者を興奮させてこれから何が起きるのかと思わせる。 こうした怪文書を描ける文章力に横溝正史の小説家の腕を感じてしまう。 事件の真相も一見解決したようでその裏には・・・という展開でなかなか巧み。 第一の事件の被害者が事件直前にいったセリフが何を意味するのか?これが耕助を悩ますが最期にすっきりと解決される。 これがこの小説で犯人が仕掛けた隠蔽工作に結び付いていてパズラーファンとしては膝と叩いてしまう。 ・・・・こんな感じでかなりレベルの高いお話なのだが、この小説を横溝正史の傑作として持ち上げる人はあまりいないようだ。 ある意味では、他の金田一物で読み手のレベルをあげ過ぎた為に易々とは読者は絶賛してくれないのだろう。 ある意味では横溝正史の罪ともいえるかもしれない。 作品自他は、傑作といっても問題ないレベルである。 ただ、評価が定まらない理由も分からないでもない。 この作品のヒロインであるはずの「大道寺智子」のキャラクターに全編通して統一感がない点。 月琴島にいた時は、世間知らずのお嬢様に見えた「智子」だが東京にやってくるとなんか妖艶な雰囲気すらただよわせる小悪魔的に振る舞っているシーンすらある。 読み終えてみると健気な女性なのかな・・・と思うがどうも「智子」像がわたしには伝わってこなかった。 横溝正史自身、「智子」のキャラクター性をしっかり思い浮かべるができずに小説を書き上げた感がある。 横溝正史といえば「犬神家の一族」の珠世、「車井戸はなぜ斬る」の鶴子といった忘れ難い女性像を創作する名手である。 それだけに惜しい。 もし、「智子」にきっちりした肉付けがあって描かれていたらその作品の評価も一段も二段も違った事になった事だろう。 | ||||
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演劇、離れ小島、貴族的な立場。 超美人の智子の背景は、昭和の魅力がつまっていて、シーンを想像するのが楽しい。 最後は隠してた智子の悩みに涙した。 | ||||
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