(短編集)
双生児は囁く
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本状態に満足しています。 | ||||
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金田一や由利シリーズとは少し違った感じの短編集。中には駄作と思うものもあるけど、表題の双生児は囁くは良かったし、あと同じく、シャム双生児の出てくるものや、1番初めの短編は良かったです。 | ||||
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1999年にカドカワ・エンタテインメントとして出たものの文庫化。 「汁粉屋の娘」「三年の命」「空家の怪死体」「怪犯人」「蟹」「心」「双生児は囁く」の7編を収めた短編集。 いずれも、単行本には未収録だった作品ばかりだ。なかでも「汁粉屋の娘」は最初期の作品であり、興味が尽きない。 面白いのは「双生児は囁く」だろう。のちに『スペードの女王』として金田一ものに改作されるものだが、ちゃんと違うストーリーになっている。 ファンなら読んでおくべき一冊だろう。 | ||||
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1999年にカドカワ・エンタテインメントとして出たものの文庫化。 「汁粉屋の娘」「三年の命」「空家の怪死体」「怪犯人」「蟹」「心」「双生児は囁く」の7編を収めた短編集。 いずれも、単行本には未収録だった作品ばかりだ。なかでも「汁粉屋の娘」は最初期の作品であり、興味が尽きない。 面白いのは「双生児は囁く」だろう。のちに『スペードの女王』として金田一ものに改作されるものだが、ちゃんと違うストーリーになっている。 ファンなら読んでおくべき一冊だろう。 | ||||
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これまで雑誌掲載のみで単行本未収録だった作品を7つ収めた短編集です。デビュー2作目にあたる1921年の『汁粉屋の娘』から、岡山への疎開から帰京後の1949年の『蟹』まで幅広い時期の作品となっています。興味深いのは、同じ作家による作品であるにもかかわらず、この28年の間に文章がかなり変わっていることです。これは作者の変化というよりはその間の日本語の変化なのでしょう。『汁粉屋の娘』などは漢字の使い方が現代とはかなり異なり、ふりがながなければ読むのに難儀したことと思います。横溝正史がいかに長い間活躍し続けたかということを実感として感じることができます。 肝心の中身の方は横溝にしてはさほど面白くくない作品ばかりというのが正直なところです。やはりこれまで埋もれていた作品というのは埋もれていただけの理由があるということなのでしょう。代表作は殆ど読んだという熱狂的横溝ファン以外の人にはお勧めできません。あなたが私と同様に熱狂的横溝ファンならば、『蟹』にある代表作の元となったアイディアが見つけられることや、タイトル作『双生児は囁く』がかろうじて本格推理の体裁をなしていることを興味深く感じることでしょう。 | ||||
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