(短編集)
丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選
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丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選の総合評価:
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横溝正史先生初期の怪奇趣味溢れる短篇14篇が収められた一冊。テイストが乱歩初期の短篇と共通するものが多い。さらに谷崎潤一郎の悪魔主義の香りもある。 戦後初期に書かれた多くの傑作長篇とは違う毛色を感じさせる好読み物。贅沢なタイムキラーです。薦めます。 | ||||
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この表紙の文庫を持っていなかったので、感激しました。 商品もかなりの美品でした。現在、読み進めています。 ありがとうございました。 | ||||
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正史の作品は角川文庫と全集でほとんど読んでいる。 たぶん本書も大半は既読だが、初読みも多少は混じっているかな。 表題作はとんでもないキャラが落ちをつける。 『妖説血屋敷』は、ほとんどバカミスだ。 『川越雄作の不思議な旅館』はバカラブコメとでもいうのか。後味がいい。 『舌』は中学生のころ読んで、あまりの鮮やかさに打ち震えたものだ。本書の白眉である。 『誘蛾灯』明かりの色によって男を誘う魔性の女が登場する。 印象深い一篇だ。 『白い恋人』美女と醜悪な男の幻想譚である。 こういう男は当時の定番だったのか。 『恐怖の映画』異様なギミックが印象に残る。 木庭という人物の造形が、まあ何というか。 現代では絶対に許されないが、戦前の作だからなあ。一種の文化資料としての価値はあるだろう。 | ||||
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2019年度に横溝正史ミステリ大賞と日本ホラー小説大賞が統合され、横溝正史ミステリ&ホラー大賞となったのを記念して編まれた短篇集。 戦前の短篇14篇が選ばれている。 収録されているのは、「山名耕作の不思議な生活」「川越雄作の不思議な旅館」「双生児」「犯罪を猟る男」「妖説血屋敷」「面(マスク)」「舌」「白い恋人」「青い外套を着た女」「誘蛾燈」「湖畔」「髑髏鬼」「恐怖の映画」「丹夫人の化粧台」。 怪奇小説というのとはちょっと違う。奇妙な味、ユーモア小説、因縁譚といった内容だ。怪奇な色合いが濃くても、本筋は探偵小説にあり、不気味さがちょっとした味付けになっているというべきか。 横溝ファンにとっては、どこかで読んだことのあるのが多いかも。 | ||||
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若干高額なので、(中学生くらいの時に夢中になって読んだ、リアルでおどろおどろしい文庫シリーズぽい表紙にうっかり買ってしまったが( '∀`)ファン以外にはあまりお薦めできないかな... 横溝はほとんど読んでいるが、戦前の幻想怪奇色が強い短編は、 同系統だと乱歩に分があると思う(主観) っていうか、せむしの不具者と女優の蘭子とか既視感のある名前とか設定は、どっちかが影響を受けたオマージュだったりするのかな? | ||||
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