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由利・三津木探偵小説集成2 夜光虫



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由利・三津木探偵小説集成2 夜光虫

2018年12月26日 由利・三津木探偵小説集成2 夜光虫

美貌ながら醜い人面瘡を持つ少年と物憂げな美少女が巻き込まれる異形の愛憎劇を描く「夜光虫」をはじめ、サスペンスフルな展開で読者をとらえてはなさない、怪奇と耽美に包まれた華やかな犯罪絵巻全8篇 ――横溝正史が生んだもう一人の名探偵・由利麟太郎とその助手・三津木俊助が帝都を舞台に大活躍するシリーズ第2弾! (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

シリーズ第2騨

1巻に比べ、全体的に小振りな感は否めない。
表題作の「夜光虫」については、犯人当ては、簡単だからそちらでの楽しみはあまりなく、「されど我が子よ、心せよ、○○の○に陥るな。」という言葉の意味を解くことが、メイントリックとなっている。
「顔のない死体」ネタは、なくてもよかったように思う。 
個人的には、「夜光虫」を原作とした少女マンガ「血まみれ観音」のほうが好きである。
「幻の女」は、二転三転する「幻の女」の正体がメインで、全体としては、冒険活劇風展開。 
以上の2本が中長編で、残りの6本は全て短編。
「薔薇と鬱金香」は、金田一もののドラマ「白蝋の死美人」で使われていたオルゴールネタが使われている。
ジュブナイル作品でも、再利用されているから、横溝正史がお気に入りのネタかもしれない。
チューリップの和名を「鬱金香」と呼ぶのも、この作品で始めて知った。
「花髑髏」は、乱歩の「魔術師」を連想させる設定。
「迷路の三人」は、角川文庫未収録作品。
「焙烙の刑」とは、火あぶりのことらしい。
「鸚鵡を飼う女」は、「スーツェン、ドワンシラン」とは、何を意味するかがメイントリック。
答が中国語って、それがわかる人ってどれくらいいるの?
「首吊船」は、モーターボートで、追っかけるシーンが、ジュブナイル作品の「真珠塔」で再利用されている。
興味のある方は、探して見てください。
巻末付録の未発表版「夜光虫」は、「横溝正史全小説案内」に収録されているものと同じ作品。
冒険はジュブナイル作品「夜光怪人」と同じ展開なので、「夜光怪人」の習作かもしれない。
由利・三津木探偵小説集成2 夜光虫Amazon書評・レビュー:由利・三津木探偵小説集成2 夜光虫より
4760150528



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