花髑髏
- 名探偵 (559)
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長編の「白蠟変化」(昭和11年)と、比較的短い「焙烙の刑」(昭和12年)および「花髑髏」(昭和12年)の3編からなる。 「白蠟変化」は、同著者の「幽霊騎手」や「真珠郎」を彷彿とさせる内容。ストーリー上のツッコミどころはあるが、展開が面白く、最後まで楽しめる。 他の2作品もそれなりに良く、安定感のある面白さである。 3編とも、由利先生と三津木俊助のコンビが出てくる。 | ||||
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汚れが酷くて、廃棄しました | ||||
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横溝作品としては初期の物なので、まだまだ未完成なのかなと感じます。 短編集の体裁をとっており、花髑髏もその一つです。 今回、テレビドラマ化された事がきっかけで読みましたが、ドラマと小説は全くの別物と考えて下さい。 原作と言うには離れ過ぎています。 設定も何もかも。 それを踏まえたうえで読んでいただくと、執筆当時の社会や風俗が垣間見えて面白いと思います。 | ||||
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冒頭でいかにもな悪役が出てくるが、続いてジュブナイルっぽい怪人(魔眼持ちの凶悪犯・異相)も登場。 さらに謎の人物が現れすぐ凶行に及び、いったい誰が主悪なの?状態。 自分には真犯人は予想外だったが、思い返せばトリックにも動機にも伏線や示唆はあり冷静な読者なら見抜けるのか。最後よかったよかった状態かと思いきや一方は、それ横溝作品の犯人が自白後やることでしょ、となり、もう一方は、あんな登場の仕方で、えらく反社会的なことまでやったほどの思い入れはどうなったの的なその後。 戦前作だと善人悪人はもっと単純化されていると思っていたが、それぞれなかなかに現実的な人物造形。 横溝は短中編を長編化することが多かったが、これもそうすれば代表作のひとつに化けたかも。 探偵はほとんど事件の進展解決に寄与していないので、そこは変わったかな。 | ||||
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横溝の金田一ものは主要作品は大体読んできましたが、由利先生ものは初めてです。 表題の短編「花髑髏」よりも中編「白蝋変化」の方が存在感がある。 横溝を読みながら、乱歩作品に出て来るような怪人の出現。 そんな怪人相手に由利先生と三津木が後手後手に立ち回る様。 これから由利先生シリーズを読み漁ろうと思いました。 | ||||
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