(短編集)
キッド・ピストルズの慢心
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個人的BESTは「執事の血」。ぞわっとするラストが良い。 | ||||
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多元世界が舞台の本格ミステリ。一読の価値あり! | ||||
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多元世界が舞台の本格ミステリ。一読の価値あり! | ||||
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山口氏のキッドピストルズシリーズとしては4作目、短編集としては3作目にあたる作品。これまで東京創元社から出ていたシリーズだが今回は講談社から。 そのこともあってか、シリーズ中の作品としては最もオーソドックスな癖のないシンプルな作品になっており、キッドとピンクの出生の秘密が明かされるなどシリーズの入門編的位置づけになっている。 キッドの生い立ちはほぼジョンライドンだが・・・。 前2作の短編集と比べると狂人の論理で圧倒したようなマニアックな要素があまりないため、かなりこのシリーズとしてはトリックも動機も薄味の印象を与えてしまうのは本書の位置づけ的に否めないが、充分楽しめる出来には仕上がっている。 | ||||
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マザーグースがモチーフの連作短編集。 警察官の質的低下のために探偵士の方が地位が高くなったというパラレル英国ですが、そこからさらに捻って、探偵役を務めるのは冴えない探偵士たちにこきつかわれるパンク刑事キッド・ピストルズであります。 設定が奇抜な割に事件並びに解決は極めてシンプル、かつオーソドックスな、直球勝負といえる本格ミステリなので、地味な印象を受けるかも。収録作中のベストはSMのウンチクが楽しい「ボンデージ殺人事件」。 キッド・ピストルズとピンク・ベラドンナの凸凹コンビをお楽しみください。 | ||||
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■「キッド・ピストルズの慢心 ―キッド最初の事件―」 キッドが、自身の生い立ちと犯罪捜査に携わるように なったきっかけを一人称で語っている番外編的な作品。■「靴の中の死体 ―クリスマスの密室―」 靴の製造会社の会長・シューメイカー夫人が、クリスマスの夜、 自宅の庭にある靴の形の館のなかで、何者かに殺害された。 現場で死体となって発見された放蕩息子の四男が、犯人と思われたが、 本館と犯行現場の館の間にある、雪の積もった庭には夫人の靴跡しか 残っておらず、しかも、検視解剖によると、四男のほうが母親よりも先に 死んでいたらしく……。 舞台や手がかりに靴を配した、まさに靴尽くしの作品。見立てに必然性が あるのが秀逸ですし、何といっても、犯行の破綻を暗示するラジオの伏線 が巧いです。■「さらわれた幽霊」 二十年前、女優アン・ピーブルズは、息子のジミーを誘拐される。 身代金を用意し、受け渡し場所で待っていたにもかかわらず、犯人 は姿を現さず、ジミーもついにアンの元に帰ってくることはなかった。 そして現在、ジミーの行方を探ろうと怪しげな霊能者にまで頼るアンの元に ジミーの霊から電話が掛かってきた。さらに、二十年前とまったく同じ文面 の脅迫状が送られてきて……。 オカルティックな装飾の内側に、陰鬱な家庭の悲劇が垣間見える本作。 手がかりとして機能させるために施された脅迫状のギミックが秀逸です。 | ||||
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