垂里冴子のお見合いと推理 vol.3
- 垂里冴子シリーズ (3)
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お見合いするものの、相手が訳ありで成就しない冴子さんの謎解き小説です。 推理小説ですが、冴子さんが根詰めて犯人を追うわけではありません。 周囲の言動や状況から事件(軽い)の真相を淡々と導き出す冴子さんに読者がついていき、やはりこの相手とも縁遠かったかと一緒に嘆息する軽い作品です。 このシリーズの魅力は2人の登場人物、冴子と妹の空美にあります。 大勢でワイワイ遊ぶのは趣味じゃない、いつも着物(季節により着物と帯の組み合わせも考えてます)、小説家デビューを目指し処女作の執筆に精を出す落ち着きある女性、冴子。 遊ぶの大好き、ボーイフレンドもいっぱい、推理は無理な空美。 もう1人弟(冴子にシスコン気味)もいます。 冴子のお見合いに茶々を入れつつも姉を気遣い、時には事件を巻き起こす空美(と冴子が結婚するとイヤな弟)と何事にも焦らず悠然と構える冴子。 空美で笑って冴子で締める後味のいい作品です。 | ||||
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2009年に出た単行本『新・垂里冴子のお見合いと推理』の改題・文庫化。 シリーズの第3弾で、2つの中篇を収めている。 水族館を舞台としたお見合いは、ペンギンなども出てきて愉快だが、結末は苦いもの。それはそれとして、垂里家の、長女の見合いにかける情熱というか、諦念が楽しい。 もう一篇には、『日本殺人事件』のトウキョー・サムが登場する。まさかあの世界と、本シリーズのコージーな雰囲気が融合する日が来るとは! 推理も冴えている。 | ||||
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山口雅也氏のライトミステリーシリーズとして刊行されている垂里冴子ものの3作目で、中編2編が収められている。 一話目は水族館内での盗難事件で、2話目はダイイングメッセージ主体の殺人事件もの。 斬新な設定の多い氏としてはストレートな作風で、トリックやプロット的にもどこかで見たような言ってみればありきたりなものだが、シリーズものとしてキャラが定着しているので、楽しく読める。 2話目は氏の日本殺人事件のキャラとリンクしているお遊びもある。 氏の作品としては標準的な作品だが、気楽に読める一冊である。 | ||||
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2008年に書かれた本。 2008年の時代背景に合わせパソコンや携帯電話でのメール、携帯電話の発信元の基地局を調べるといった時代にマッチした背景になっているが、登場人物は前編の2000年当時と歳をとっていない。 今までは短編集だったのに対し、今回は短編と中編から成り立つ ただ気になったのが、警察関係 警察も携帯電話を使っていますが、警察無線も使っているのでは?。 オービスでは逃走車のナンバー識別をしていません。スピード違反を捕まえる機械です。 ナンバー識別は、Nシステムです。そんな基本的な誤りがありました。 垂里冴子、実在したらお見合いしてみたかったですね。 設定上の垂里家の場所は出身中学の隣の中学の学区の可能性が高いので、きっと共通の話題で話が盛り上がったことでしょう!?。 | ||||
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シリーズ三作目、相変わらずお見合い中に事件発生。今回は短編1作、中編1作ですが、 連続して2件のダいイングメーセージが出てくる「神は寝ている猿」が秀逸かも、 冴子さん、空美さん、人見合子伯母のキャラには思わず笑ってしまいます。 茶夢さんが特別出演しています。 | ||||
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