女王蜂

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評判

女王蜂の評価:

4.04/5点 レビュー 27件。 B ランク

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平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 1〜20 1/3ページ
No.52
(3pt)

可もなく不可もなく。

文庫版で460ページを費やして描く連続殺人事件の渦中にいるのは絶世の美女。「女王蜂」というタイトルからはその美女こそが事件を牽引するという印象を受けるが、実際にはむしろ出来事の中ではむしろ振り回される存在でしかない。ならば「女王蜂」という言葉は些かミスリード気味ではある。加えて本書では七人もの人物が被害者となるのだが、その割には内容が薄い気がする。事件以外の出来事を語る内容がどこか間延びしているように思われるのだ。なおまた、その真相にも特に際立ったものは感じられず、結果として横溝作品の中では可もなく不可もない、という全体的な評価となる。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.51
(5pt)

よい

よい
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.50
(3pt)

無駄話が多すぎる

この作者のいつもの悪い癖。情景描写、登場人物の容姿や癖の描写、それらがいちいち超詳細に書かれていて、無駄に文章が長い。だから読んでいて飽きが来る。そんな事を知らなくて良いし、知りたいとも思わない。作者の自己満足的な長文は疲れるし、つまらない。ダラダラと話が進んで、最後に"まとめ章"のようにしてチャンチャンと物語を締めくくる常套手段。本は分厚いクセに中身がナニコレ状態。ハズレの福袋のよう。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.49
(4pt)

安定した面白さ

相変わらず安定して楽しめた。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.48
(4pt)

謎解きには重きを置いていませんね

まず石坂浩二版の映画を観ていて、最近になって原作を購入した。
なので、細部はこうだったのかと納得。
金田一が知り得ない状況/場面の描写があったりして、金田一耕助の活躍やいかに! 的な要素はやや少ないように思える。
とは言え、さくさくと読めて楽しめた。

いやそれよりも、登場人物の一人(10代半ば)があまりに幼稚で、知的に問題があるのかとすら思った。
撲殺の凶器が月琴という弦楽器である事も加えて、もしや本作はエラリー・クイーンの「Yの悲劇」のオマージュかパロディなのかと思ったが、双方の発表年代を調べると、そうとも思えない。
そもそも横溝御大は若年キャラの物言いが不自然な傾向があるように思うのだが、発表当時はさほどおかしくはなかったのだろうか。
驚天動地のトリックはないが、小ネタ的なトリックがちりばめられていて楽しい。

あと、他の方も書かれているが、劇中半ばで智子が不自然なほどに妖艶になった描写がされていて、それがなぜなのか明確になっていなかったような? ああする必要はあったのだろうか。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.47
(4pt)

これが傑作といわれないのだから・・・・ある意味、横溝正史の罪

智子という絶世の美女の行くところ、孤島、高級旅館、歌舞伎座で次々と殺人事件がぁ・・・・まあなんとも贅沢な設定。

こういってはなんだが、美女とショッキングな出来事って今の深夜アニメの定番ネタ。
日本人の好みって70年前とあんまり変わらないのかもね。

特に冒頭の警告文とも殺人予告ともとれる怪文書・・・・

「「月琴島からあの女を呼び寄せてはならぬ。
あの女の前には多くの男の血が流されるであろう。彼女は女王蜂である。」

それだけで読者を興奮させてこれから何が起きるのかと思わせる。
こうした怪文書を描ける文章力に横溝正史の小説家の腕を感じてしまう。

事件の真相も一見解決したようでその裏には・・・という展開でなかなか巧み。
第一の事件の被害者が事件直前にいったセリフが何を意味するのか?これが耕助を悩ますが最期にすっきりと解決される。
言葉遊びと思いきやその実、犯人が仕掛けた隠蔽工作に結び付いていてパズラーファンとしては膝と叩いてしまう。

・・・・こんな感じでかなりレベルの高いお話なのだが、この小説を横溝正史の傑作として持ち上げる人はあまりいないようだ。

ある意味では横溝正史の罪ともいえるかもしれない。
横溝正史が戦後に書き続けた作品群のレベルが高すぎるために読者の基準が上がってしまったともいえる。
作品そのものは、傑作といっても問題ないレベルである。

ただ、評価が定まらない理由も分からないでもない。
この作品のヒロインであるはずの「大道寺智子」のキャラクターに全編通して統一感がない点。
月琴島にいた時は、世間知らずのお嬢様に見えた「智子」だが東京にやってくるとなんか妖艶な雰囲気すらただよわせる小悪魔的に振る舞っているシーンすらある。
読み終えてみると健気な女性なのかな・・・と思うがどうも「智子」像がわたしには伝わってこなかった。
横溝正史自身、「智子」のキャラクター性をしっかり思い浮かべるができずに小説を書き上げた感がある。

横溝正史といえば「犬神家の一族」の珠世、「車井戸はなぜ斬る」の鶴子といった忘れ難い女性像を創作する名手である。

それだけに惜しい。
もし、「智子」にきっちりした肉付けがあって描かれていたらその作品の評価も一段も二段も違った事になった事だろう。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.46
(4pt)

これが傑作といわれないのだから・・・・ある意味、横溝正史の罪

智子という絶世の美女の行くところ、孤島、高級旅館、歌舞伎座で次々と殺人事件がぁ・・・・まあなんとも贅沢な設定。

こういってはなんだが、美女とショッキングな出来事って今の深夜アニメの定番ネタ。
日本人の好みって70年前とあんまり変わらないのかもね。

特に冒頭の警告文とも殺人予告ともとれる怪文書・・・・

「「月琴島からあの女を呼び寄せてはならぬ。
あの女の前には多くの男の血が流されるであろう。彼女は女王蜂である。」

それだけで読者を興奮させてこれから何が起きるのかと思わせる。
こうした怪文書を描ける文章力に横溝正史の小説家の腕を感じてしまう。

事件の真相も一見解決したようでその裏には・・・という展開でなかなか巧み。
第一の事件の被害者が事件直前にいったセリフが何を意味するのか?これが耕助を悩ますが最期にすっきりと解決される。
言葉遊びと思いきやその実、犯人が仕掛けた隠蔽工作に結び付いていてパズラーファンとしては膝と叩いてしまう。

・・・・こんな感じでかなりレベルの高いお話なのだが、この小説を横溝正史の傑作として持ち上げる人はあまりいないようだ。

ある意味では横溝正史の罪ともいえるかもしれない。
横溝正史が戦後に書き続けた作品群のレベルが高すぎるために読者の基準が上がってしまったともいえる。
作品そのものは、傑作といっても問題ないレベルである。

ただ、評価が定まらない理由も分からないでもない。
この作品のヒロインであるはずの「大道寺智子」のキャラクターに全編通して統一感がない点。
月琴島にいた時は、世間知らずのお嬢様に見えた「智子」だが東京にやってくるとなんか妖艶な雰囲気すらただよわせる小悪魔的に振る舞っているシーンすらある。
読み終えてみると健気な女性なのかな・・・と思うがどうも「智子」像がわたしには伝わってこなかった。
横溝正史自身、「智子」のキャラクター性をしっかり思い浮かべるができずに小説を書き上げた感がある。

横溝正史といえば「犬神家の一族」の珠世、「車井戸はなぜ斬る」の鶴子といった忘れ難い女性像を創作する名手である。

それだけに惜しい。
もし、「智子」にきっちりした肉付けがあって描かれていたらその作品の評価も一段も二段も違った事になった事だろう。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.45
(4pt)

これが名作といわれないのだから・・・・ある意味、横溝正史の罪

智子という絶世の美女が登場して彼女の周りで、孤島、高級旅館、歌舞伎座で次々と殺人事件がぁ・・・・まあなんとも贅沢な設定。

こういってはなんだが、美女とショッキングな出来事って今の深夜アニメの定番ネタ。
日本人の好みって70年前とあんまり変わらないのかもね。

特に冒頭の警告文とも殺人予告ともとれる怪文書・・・・

「「月琴島からあの女を呼び寄せてはならぬ。
あの女の前には多くの男の血が流されるであろう。彼女は女王蜂である。」

それだけで読者を興奮させてこれから何が起きるのかと思わせる。
こうした怪文書を描ける文章力に横溝正史の小説家の腕を感じてしまう。

事件の真相も一見解決したようでその裏には・・・という展開でなかなか巧み。
第一の事件の被害者が事件直前にいったセリフが何を意味するのか?これが耕助を悩ますが最期にすっきりと解決される。
これがこの小説で犯人が仕掛けた隠蔽工作に結び付いていてパズラーファンとしては膝と叩いてしまう。

・・・・こんな感じでかなりレベルの高いお話なのだが、この小説を横溝正史の傑作として持ち上げる人はあまりいないようだ。
ある意味では、他の金田一物で読み手のレベルをあげ過ぎた為に易々とは読者は絶賛してくれないのだろう。
ある意味では横溝正史の罪ともいえるかもしれない。
作品自他は、傑作といっても問題ないレベルである。

ただ、評価が定まらない理由も分からないでもない。
この作品のヒロインであるはずの「大道寺智子」のキャラクターに全編通して統一感がない点。
月琴島にいた時は、世間知らずのお嬢様に見えた「智子」だが東京にやってくるとなんか妖艶な雰囲気すらただよわせる小悪魔的に振る舞っているシーンすらある。
読み終えてみると健気な女性なのかな・・・と思うがどうも「智子」像がわたしには伝わってこなかった。
横溝正史自身、「智子」のキャラクター性をしっかり思い浮かべるができずに小説を書き上げた感がある。

横溝正史といえば「犬神家の一族」の珠世、「車井戸はなぜ斬る」の鶴子といった忘れ難い女性像を創作する名手である。

それだけに惜しい。
もし、「智子」にきっちりした肉付けがあって描かれていたらその作品の評価も一段も二段も違った事になった事だろう。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.44
(4pt)

これが名作といわれないのだから・・・・ある意味、横溝正史の罪

智子という絶世の美女が登場して彼女の周りで、孤島、高級旅館、歌舞伎座で次々と殺人事件がぁ・・・・まあなんとも贅沢な設定。

こういってはなんだが、美女とショッキングな出来事って今の深夜アニメの定番ネタ。
日本人の好みって70年前とあんまり変わらないのかもね。

特に冒頭の警告文とも殺人予告ともとれる怪文書・・・・

「「月琴島からあの女を呼び寄せてはならぬ。
あの女の前には多くの男の血が流されるであろう。彼女は女王蜂である。」

それだけで読者を興奮させてこれから何が起きるのかと思わせる。
こうした怪文書を描ける文章力に横溝正史の小説家の腕を感じてしまう。

事件の真相も一見解決したようでその裏には・・・という展開でなかなか巧み。
第一の事件の被害者が事件直前にいったセリフが何を意味するのか?これが耕助を悩ますが最期にすっきりと解決される。
これがこの小説で犯人が仕掛けた隠蔽工作に結び付いていてパズラーファンとしては膝と叩いてしまう。

・・・・こんな感じでかなりレベルの高いお話なのだが、この小説を横溝正史の傑作として持ち上げる人はあまりいないようだ。
ある意味では、他の金田一物で読み手のレベルをあげ過ぎた為に易々とは読者は絶賛してくれないのだろう。
ある意味では横溝正史の罪ともいえるかもしれない。
作品自他は、傑作といっても問題ないレベルである。

ただ、評価が定まらない理由も分からないでもない。
この作品のヒロインであるはずの「大道寺智子」のキャラクターに全編通して統一感がない点。
月琴島にいた時は、世間知らずのお嬢様に見えた「智子」だが東京にやってくるとなんか妖艶な雰囲気すらただよわせる小悪魔的に振る舞っているシーンすらある。
読み終えてみると健気な女性なのかな・・・と思うがどうも「智子」像がわたしには伝わってこなかった。
横溝正史自身、「智子」のキャラクター性をしっかり思い浮かべるができずに小説を書き上げた感がある。

横溝正史といえば「犬神家の一族」の珠世、「車井戸はなぜ斬る」の鶴子といった忘れ難い女性像を創作する名手である。

それだけに惜しい。
もし、「智子」にきっちりした肉付けがあって描かれていたらその作品の評価も一段も二段も違った事になった事だろう。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.43
(5pt)

美女をめぐる殺人劇の背景も魅力

演劇、離れ小島、貴族的な立場。
超美人の智子の背景は、昭和の魅力がつまっていて、シーンを想像するのが楽しい。

最後は隠してた智子の悩みに涙した。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.42
(5pt)

美女をめぐる殺人劇の背景も魅力

演劇、離れ小島、貴族的な立場。
超美人の智子の背景は、昭和の魅力がつまっていて、シーンを想像するのが楽しい。

最後は隠してた智子の悩みに涙した。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.41
(5pt)

女王蜂はサバサバしている

はじめの方はなんだかグダグダしているな、という感じだが、後半になるにつれて物語が締まってくる印象だ。タイトルの『女王蜂』からは妖艶な雰囲気を感じるが、実際の物語に出てくるヒロインは、そんな感じではなく、むしろサバサバしている。『獄門島』や『犬神家』のようなおどろおどろしさはない。ストーリー展開は面白い。まあ、相変わらず人はたくさん死に、そして金田一は結局最後まで殺人を止められない。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.40
(5pt)

女王蜂はサバサバしている

はじめの方はなんだかグダグダしているな、という感じだが、後半になるにつれて物語が締まってくる印象だ。タイトルの『女王蜂』からは妖艶な雰囲気を感じるが、実際の物語に出てくるヒロインは、そんな感じではなく、むしろサバサバしている。『獄門島』や『犬神家』のようなおどろおどろしさはない。ストーリー展開は面白い。まあ、相変わらず人はたくさん死に、そして金田一は結局最後まで殺人を止められない。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.39
(5pt)

映画との対比でとても楽しめました。

映画との対比で、映画との違いなど楽しめました。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.38
(5pt)

映画との対比でとても楽しめました。

映画との対比で、映画との違いなど楽しめました。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.37
(5pt)

密室殺人

「犬神家の一族」の野々宮珠代、「三つ首塔」の宮本音禰がと並んで、結ばれると莫大な財産を手にできる三大美女の一人、大道寺智子が堂々のヒロインを務めます。しかも三大美女中、一番の若い。世間知らずの箱入り娘です。アニメにするには一番似合うヒロインでしょう。実の父母に恵まれていないという悲劇性はあるのですが、他の二人の美女たちに比べると、割合、幸せな方なのではありますまいか。是非、読み比べてみてください。
金田一の長編の中では孤島物、東京物のハイブリッドな作品です。密室殺人がいくつか出てきます。中にはあっけない密室もあるのですが、月琴島の開かずの間における密室殺人事件は私の好きなトリックです。密室トリックではありませんが、金田一の有名な島物を彷彿させるトリックが使われていて、興味深いです。
本格推理小説ではありますが、ヒロインを中心にして考えるとエロに走らなかった「三つ首塔」といった趣です。ちなみに三大美女は皆同じような危機に遭遇しますが、その結末も読み比べてると面白いでしょう。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.36
(5pt)

密室殺人

「犬神家の一族」の野々宮珠代、「三つ首塔」の宮本音禰がと並んで、結ばれると莫大な財産を手にできる三大美女の一人、大道寺智子が堂々のヒロインを務めます。しかも三大美女中、一番の若い。世間知らずの箱入り娘です。アニメにするには一番似合うヒロインでしょう。実の父母に恵まれていないという悲劇性はあるのですが、他の二人の美女たちに比べると、割合、幸せな方なのではありますまいか。是非、読み比べてみてください。
金田一の長編の中では孤島物、東京物のハイブリッドな作品です。密室殺人がいくつか出てきます。中にはあっけない密室もあるのですが、月琴島の開かずの間における密室殺人事件は私の好きなトリックです。密室トリックではありませんが、金田一の有名な島物を彷彿させるトリックが使われていて、興味深いです。
本格推理小説ではありますが、ヒロインを中心にして考えるとエロに走らなかった「三つ首塔」といった趣です。ちなみに三大美女は皆同じような危機に遭遇しますが、その結末も読み比べてると面白いでしょう。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.35
(5pt)

美しさは武器、鬼門?

誰もが羨む美しさを持つと、周りを惑わしてゆく。後半には犯行の動機が見えてくるが、なんとも辛い結末です。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210
No.34
(5pt)

美しさは武器、鬼門?

誰もが羨む美しさを持つと、周りを惑わしてゆく。後半には犯行の動機が見えてくるが、なんとも辛い結末です。
女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304113
No.33
(2pt)

ミステリ味の乏しさを勿体ぶった人間関係で糊塗しただけの駄作

孤島というクローズド・サークルでの殺人を描いた作品。私は鮎川哲也氏と共に戦中・戦後の日本の本格ミステリの牙城を守った作者の功績を高く評価しているものの、個々の作品は評価していない。本作も作者の欠点が詰まった駄作である。

「女王蜂」と呼ばれるヒロイン(ある映画化では中井貴恵が演じている)を中心として人間関係がハデかつ入り組んでいるので、一見読み応えがありそうだが、内容に乏しい。犯人の友人が「あいつはコウモリだ」と言った瞬間、コウモリの逸話を知っている方にとっては、クローズド・サークルの謎は直ぐに分かってしまう。即ち、ミステリとしての体を成しておらず、勿体ぶった人間関係で糊塗しているだけなのである。私は本格ミステリ作家としての作者の手腕には疑問を持っていて、むしろオドロオドロしい雰囲気や複雑かつ華麗な人間関係を利用したストーリ-・テリングの才の方が目立つ。

その意味において、本格ミステリ味を思い切って捨てて(作者はそう思っていないかも知れないが)、サスペンス小説に徹した「八つ墓村」の出来が一番良いと思う。本作もクローズド・サークルを扱っている割には、上述した通り、ミステリ味に乏しい。そのミステリ味の乏しさを勿体ぶった人間関係で糊塗しただけの駄作である。
女王蜂 (あすかコミックス) Amazon書評・レビュー: 女王蜂 (あすかコミックス)より
4049243210