神津恭介の復活
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神津恭介の復活の総合評価:
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実は、神津恭介は、高木彬光の作品の中でもあまり好きな主人公ではないが、久しぶりに本で見つけたので、思わず読んでしまった。過去にファンだった人には懐かしいと思うが、読んだことのない人が、今さら買って読む価値があるかは難しい。 | ||||
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日本三大名探偵の一人と言われながら、何故か影の薄い「神津恭介」である。 「神津恭介への挑戦」、「神津医恭介の復活」、「神津恭介の予言」は作者高木彬光の最後の作品として出版されたが「神津恭介ファンクラブ」内では平成の三部作と称して少なくとも昭和時代に書かれた作品より評価が低く見られている。しかし、神津恭介を読もうとしても、処女作の「刺青殺人事件」、「人形は何故殺される」、「成吉思汗の秘密」、「邪馬台国の秘密」など数が少ないのが難点であるが、この三部作を始めて読み、神津恭介に興味を持って頂ければファンクラブの一員としてこんな嬉しいことはない。是非ご一読を願う次第である。 | ||||
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高木彬光先生らしい凝ったストーリーです。しかし展開にやや無理があるかな。私としては二転三転させないでも、ストレートでも十分に面白い作品になったと思います。最後の楽しみである神津先生の謎解きですが、これもちょっと根拠が曖昧で「んん??」と感じてしまいますし、メイントリックの殺害方法は無理っぽいですね。 文章は昔ながらの堅苦しくない読みやすい文体ですが、女性同士の会話がちょっと「昭和的」で、まるで英会話学習のテープの中で繰り広げられる会話のようです(笑)。でも私は好きですね。 | ||||
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タイトルは「神津恭介の復活」なのだけれど、あんまり探偵は積極的に動き回ってはいない。 推理小説好きではないので、このシリーズを読破しているわけではないが、このシリーズの面白みというのは、探偵が作者と同じく年をとっていっているということ。 昭和に十年代に初登場した颯爽たる青年探偵は、平成にいたって穏やかな老境に入ってしまった。しかしなかなか魅力的な老探偵らしい。もう少し探偵の描写を増やして欲しいところだけれど。 目を見張るトリックや圧倒される人間洞察の深さが売りと言うタイプの本ではないが、のほほんと読むにはよい推理小説かもしれない。 | ||||
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