わが一高時代の犯罪
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高木彬光の推理小説はどれも面白いですね。何十年も昔にこんな面白い小説を書く作家がいたなんて全然知らなかったです。 | ||||
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「わが一高時代の犯罪」と「挽歌」の2中篇が収められている。 いずれも神津恭介の一高時代を扱ったミステリである。時代性を強く反映した内容となっている。というよりも、トリックを成立させるために一高時代を舞台としたと言うべきか。 ただ、どちらもあまり関心しなかった。ネタが早くに割れてしまうし、結末にも救いがない。 | ||||
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全く問題無し | ||||
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廃校になって久しいエリートの旧制高校のなかでもスーパーエリートであった一高での戦中の物語です。ミステリーの要素はあまりありません。ただ一高の雰囲気が味わえるのでその点で貴重な小説です。もう著者も亡くなってだいぶたつので読む人も少ないでしょうね。 | ||||
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高木彬光の作品はパズラーとしてもスリラーとしても弱く、抜群の筆力で読者を魅きつけて離さないところに真骨頂がある。その意味で、「わが一高時代の犯罪」は最高傑作といってよい。そもそもの謎解き要素がおまけでしかなく、主眼となっているのが誇り高き一高健児たちの友情と、戦争へと進んでいく時代に翻弄される青春の物語だからである。 旧制高校を舞台にした小説で、ここまで生き生きと当時の学生の姿が伝わってくる作品を寡聞にして他に知らない。 ちなみに、旧制高校は現在の高校ではなく、どちらかというと大学に近い。教育制度が違うので単純に比較はできないが、「学部選択を控えた東京大学の1・2年生、ただし全寮制の男子校」くらいに想像するのが一番近いかもしれない。登場人物たちは受験戦争に勝利を収めて、将来を約束されたエリートの卵たちである。 探偵小説作というと「意外な真犯人」「衝撃のトリック」がなければならぬ、という向きには不評かもしれないが、小説としての面白さは抜群である。読後感も素晴らしい。ただ、神津恭介シリーズの外伝というべき作品なので、先に「刺青殺人事件」「人形はなぜ殺される」あたりの名作は読んでおいた方がより楽しめると思う。 | ||||
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