(短編集)

神津恭介への挑戦



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初公開日(参考)1991年06月
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神津恭介への挑戦 (光文社文庫)

2012年03月13日 神津恭介への挑戦 (光文社文庫)

神津恭介を殺す―伊豆の郊外「懶惰の城」で隠遁生活を送る神津のもとに不穏な封書が!都内で発生した満員電車内の毒殺事件、衆人環視下のマンションでの死体消失事件、そして京都のホテルで起こった失踪事件と、相次ぐ怪事件への捜査協力を依頼された直後のことだった。事件の謎解きに乗り出す名探偵だが、そこに新たな密室殺人が!超人的頭脳、ここに復活。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(5pt)

平成3部作の第1版

日本三大名探偵の一人と言われながら、何故か影の薄い「神津恭介」である。
 「神津恭介への挑戦」、「神津医恭介の復活」、「神津恭介の予言」は作者高木彬光の最後の作品として出版されたが「神津恭介ファンクラブ」内では平成の三部作と称して少なくとも昭和時代に書かれた作品より評価が低く見られている。しかし、神津恭介を読もうとしても、処女作の「刺青殺人事件」、「人形は何故殺される」、「成吉思汗の秘密」、「邪馬台国の秘密」など数が少ないのが難点であるが、この三部作を始めて読み、神津恭介に興味を持って頂ければファンクラブの一員としてこんな嬉しいことはない。是非ご一読を願う次第である。
神津恭介への挑戦 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:神津恭介への挑戦 (光文社文庫)より
433476388X
No.2:
(3pt)

神津恭介の再登場作品。しかし期待しすぎないこと。

神津恭介と言えば、若い読者はともかくとしても、私が高校生ぐらいの頃は明智小五郎・金田一耕助と並んで日本の3大名探偵と評されていた。平成に入っての再登場作品があるとは知らなかったので、書店で見かけて思わず手に取らずにはいられなかった(平成三部作だそうで、本書がそのひとつ目)。もちろん「刺青殺人事件」や「人形はなぜ殺される」などの名作並みの作品を期待したわけではなかったが。

客観的な書評としては、まずまずの作品といったところか。たぶん中核を成すトリックは、思いつきはしてもこんなことはしないだろうというもので、そういう意味ではそれをあえてやったという点で意表を突くものかも知れない。犯人も、この人、この瞬間に小細工ができるなぁ、と思ったが何気なくそのまま読み過ぎてしまった、そういう点では上手いとは言える。

しかし、作者の女性キャラの造形は昔から変わらず一本調子。ヒロイン(?)の女性記者は社長令嬢で、大学では天文学を専攻し、たまたま出会った神津恭介に惹かれ、正義と真実を貫くため事件記者の道を選んだ、そして真相を究明する情熱を振りかざすが、彼女の人格や個性が書かれていること以外に見えてこない。そのため彼女には何ら魅力を感じないし、彼女の目線から本書に感じ入るものはひとつもない。神津恭介も、登場してきて推理はするが、いかにも紙に書いた人物という感じで魅力に乏しく、往年の名作の中で受けたような感銘は残念ながら感じられなかった。

そしてあくまでも往年の高木作品、神津登場作品との比較ではあるが、本書の最大の欠点は「雰囲気」という魅力がないことである。かつての名作群の中では、ディクスン・カーのように必ず呪いとか、悪魔とか死神とか、不気味な予言などが作品の背景にあり、その背景を活かしたトリックや構成がなされていてそれが成功していたのに(中には失敗したり不発のものもあるが)、例えば現代においてもそういう雰囲気づくりは可能なのに(例えば綾辻行人の作品はその雰囲気づくりが上手くなされている)、本書はそういう雰囲気のない、本当に単なる推理作品でしかなかった。したがって、本書を読む場合には、神津恭介の再登場作品だということを期待しすぎないことが肝要である。
神津恭介への挑戦 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:神津恭介への挑戦 (光文社文庫)より
433476388X
No.1:
(1pt)

イヤミス?いやただの駄作

読後感最悪。
これがあの高木彬光の作品かと思うほどの質の低さ。
文章は下手くそだし、ストーリーも陳腐。
この作家の名前が付いていなければ出版社の屑籠直行だろう。
婦女暴行グループへの復讐劇だということは冒頭ですぐに明かされるが
これでもかというほど気分の悪くなる描写が出てくる。
平成の女性とは思えない喋り方の社長令嬢記者(!)が登場して
「〜ですわ」が執拗に繰り返されるセリフに辟易。
極め付きは、タイトルにもなっている「神津恭介への挑戦状」を書いたのが
なんと…フェアでないからやめておくがとにかく興醒めなのだ。
神津恭介もこんな作品で復帰させられてはたまらないだろう。
「白昼の死角」でも読んで口直しをしよう!
神津恭介への挑戦 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:神津恭介への挑戦 (光文社文庫)より
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