砂の城
- アリバイ (477)
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本作は、ストーリーが半分まで達するよりやや早めにアリバイ崩しが始まる。 いつものようにアリバイ崩しの醍醐味を楽しめることは楽しめるが、他の鬼貫物に比べるとやや巧妙さに欠ける印象。 アリバイの証人がはっきりとした記憶を持っていたら、あるいは捜査側が出版業界や鉄道のことをもう少し詳しく調べていたら、たちまちにして暴露されてしまうようなトリックではないだろうか。 だが、その弱点をカバーするかのように、過去の事件で負傷してそれ以来片足が不自由な鳥取の槙刑事、定年退職したら小さなお菓子屋を開くことを夢見る京都の菱山刑事、地方から東京へ出張してくる刑事のサポートをする東京の河原刑事の人物造形が見事(ちなみに、今回は丹那刑事の出番はナシ)。 なので、少し甘めの☆4つです。 | ||||
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初版が買えました。 | ||||
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比較的早く届きました、中古とはいえ綺麗でしたし、よかったです。 | ||||
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トリックの斬新さはないが、コツコツと真相へ向かう姿が丁寧に描かれている。 鳥取県警、京都府警、警視庁のそれぞれの捜査員の情熱が素晴らしい。 | ||||
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鳥取砂丘で見つかった女の他殺死体。容疑者探しは二転三転するものの、ひとりの画家が浮上する。その画家は、京都で起きた別の殺人事件にも関わっている可能性があることが判明するが、2つの事件のどちらにも鉄壁のアリバイがあった。鳥取県警の刑事、京都府警の刑事が警視庁の刑事と連携して、アリバイを崩すための地道な捜査を続けていくが、難航し、鬼貫警部にアリバイの再検討が託される。鬼貫警部が登場するのは、物語の4分の3が過ぎてからで、読んでいる最中は鬼貫警部シリーズだと思っていなかった。 東京―鳥取間の移動に関するトリック、鞄の鍵と週刊誌によるアリバイトリックはいずれも魅力的な謎で、京都の殺人事件の動機に関する謎もあって、引き込まれる内容であったが、そのトリックの中身はどちらも抜け道のような手法であり、拍子抜けした。東京―鳥取間の移動に関するトリックに関しては、時刻表を読み解いて、答えを考えるべきものであったが、時刻表が離れたページにばらばらに載っていたこともあって、そのような気持ちが起こらなかった。 話の膨らませ方、展開の仕方が上手で、読み物として、十分に楽しめる作品であった。 | ||||
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