人それを情死と呼ぶ



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初公開日(参考)1961年01月
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長編小説

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人それを情死と呼ぶ 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)

2001年07月01日 人それを情死と呼ぶ 鬼貫警部事件簿―鮎川哲也コレクション (光文社文庫)

人は皆、警察までもが、河辺遼吉は浮気の果てに心中したと断定した。…しかし、ある点に注目した妻と妹だけは、偽装心中との疑念を抱いたのだった!貝沼産業の販売部長だった遼吉は、A省の汚職事件に関与していたという。彼は口を封じられたのではないか?そして、彼が死んでほくそ笑んだ人物ならば二人いる。―調べるほどに強固さを増すアリバイ。驚嘆のドンデン返し。美しい余韻を残す長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

人それを情死と呼ぶの総合評価:8.47/10点レビュー 15件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

人それを情死と呼ぶの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1:
(8pt)

人それを情死と呼ぶの感想


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なおひろ
R1UV05YV
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No.13:
(4pt)

松本清張風ミステリーと思わせてどんでん返しあり

物語の最初の主役は、河辺照子だが、その後河辺由美に交代する。由美が優
秀な頭脳と行動力の持ち主で、心中事件が、殺人事件だと見抜いて活躍していく。松本清張風にみえたミステリーも、次第に様相が変化していく。犯人の最期が哀愁にあふれていて同情せざるをえない。
人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)Amazon書評・レビュー:人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)より
404137409X
No.12:
(4pt)

前提が間違っている

鮎川哲也が作り上げる犯人の偽アリバイは、(『翳ある墓標』の場合と同様、)この作品でも込み入っている。よく思いつくなあと思う。

 また、最後のどんでん返しにはびっくりした。なるほどなあ、と感心した。

 とは言うものの、読み終わってから、犯人は、人を殺さないでも、初期の目的を達することができることに気がついた。犯人は大変な思いをし、手間をかけて、むだな殺人を犯したのである。
 どうすれば目的を達することができるかは、犯人をばらしてしまうことになるので、ここには書けない。

 『翳ある墓標』のレビューに書いたが、一見すると、『翳ある墓標』のプロットはよくできているのだが、その前提が間違っているのである。(ataruのレビューを読んでください。)『人それを情死と呼ぶ』についても、似たことが言える。間違った前提の上にミステリーができあがっているのである。

 ついでに書くが、私は、『翳ある墓標 (1962)』のレビューに、「著者は自動車や中古車販売についての十分な知識がなかったのかも知れない。」と書いたが、『人それを情死と呼ぶ (1961)』の302頁に「エンジンにふたをして、運転手は客席の扉をあけ、(……)」という文章がある。やっぱり、自動車について十分な知識がなかったのだろうなあ。
人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)Amazon書評・レビュー:人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)より
404137409X
No.11:
(3pt)

社会派のようで、本格派

社会のリアリズム的な雰囲気の中、読んでいくとトリックは本格派の内容だった。
文章の書きっぷりにひきこまれた。
人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)Amazon書評・レビュー:人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)より
404137409X
No.10:
(4pt)

シリーズの中では一番好き

序盤は松本清張先生の二番煎じか?と思わせて、その後の展開は全く違う。素人探偵の活躍、中盤以降は鬼貫警にバトンタッチ。容疑者たちのアリバイ、それを崩すのかと思いきや更なる展開あり。やはり最後のシーンが印象的。読み終えるとタイトルに違う響きを感じる。シリーズの中でも指折りの一冊。
人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)Amazon書評・レビュー:人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)より
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No.9:
(5pt)

錯覚をグサッと

トリックというよりミスリードですが。錯覚をグサッと突いてくるような作品です。犯人が凶悪じゃないのは、鮎川さんの人柄か。
ちなみに鬼貫さんはあまり主役ではありません。つまり、あくまで正統派ミステリーで勝負(推理小説と称されながら、実質はキャラ、トラベル小説のU氏やN氏(両方とも好きですが・・・)と異なり)という点が潔く気持ち良いです。犯罪を書きながら清々しさを感じられる作品です。
書かれた年代が古いのですが、それを考慮しても充分お勧めと思います。
人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)Amazon書評・レビュー:人それを情死と呼ぶ (角川文庫 緑 374-9)より
404137409X



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