(短編集)

灰色の動機

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種別
短編集
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あらすじ

2012年04月12日 灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

森三郎という男性が陸橋の下で死体で発見された。しの子は、警察に過失死とされた恋人の死を不審に思い、事件として調べ始めた。しかし、容疑者は―(「灰色の動機」)。表題作をはじめ、珠玉のミステリーはもちろん、最初の小説である「ポロさん」、唯一のSFで文庫初収録の「結婚」など鮎川作品の中で異色テイストの作品を満載した贅沢な一冊。オリジナル短編集第三弾。(「BOOK」データベースより)

評判

灰色の動機の評価:

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灰色の動機の総合評価:

7.33/10点 レビュー 3件。

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No.3
(3pt)

幻のデビュー作も

光文社文庫オリジナルの短編集。
 「人買い伊平治」「死に急ぐもの」「蝶を盗んだ女」「結婚」「灰色の動機」「ポロさん」の6篇が収められている。
 「ポロさん」は1943年の『婦人画報』に発表された幻のデビュー作。しかし、いま読むとちょっと……。時代性を強く感じさせる。
 「人買い伊平治」は戦前の実在人物をモデルにと依頼された執筆したものという。意外な人物が探偵となり、またラストの苦々しさがいい。
 「蝶を盗んだ女」や「結婚」も結末の意外性があり、楽しめた。
灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)より
4334763979
No.2
(5pt)

鮎川哲也作品の収集

鮎川」哲也さんの作品を集めています。編集者によれば、これまで世に出たこと野少ない作品を収載したとのこと。ファンならずとも面白いこと請け合います。
灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)より
4334763979
No.1
(3pt)

鮎川作品をほとんど読んじゃった人に向く

鮎川哲也の非シリーズものの短編を集めたシリーズの第3弾。本編は、やや異色なものが多く収録されている。
いわゆるミステリというカテゴリには当てはまらないものもあり、鮎川がこういう作品も書いていたのだなという観点では非常に興味深い。一方で、鮎川哲也作品集=極上のミステリ、という期待値で読んでいると当てが外れるかもしれない。

収録作の中では、表題にもなっている「灰色の動機」はなかなかの読み応えだ。東京と九州をまたにかけた捜索劇も楽しいが、最後の最後にあきらかになるどんでん返しも秀逸だ。このあたり、さすが巨匠といえよう。

まぁ鮎川作品をほとんど読んじゃった人が辿り着く境地、のような作品集なので、最初からこれを読むというのはよしたほうがよいだろう。
灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 灰色の動機: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)より
4334763979

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