積木の塔



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初公開日(参考)1966年01月
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長編小説

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積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)

2010年10月13日 積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)

東京・目黒の喫茶店で中年セールスマンが毒殺された。前の会社が倒産し、ようやく再就職が決まり、勤め始めた矢先の出来事だった。白昼、しかも入手困難な青酸カリを使った犯罪に、解決も時間の問題と思われた。しかし、毒を仕込んだ犯人と思われた女は、数日後、無惨な死体で発見された。仕組まれた完全犯罪、鉄壁のアリバイ…。鬼貫警部がまたも難事件に挑む。本格推理の伝説的作品。長編推理小説。 (「BOOK」データベースより)




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積木の塔の総合評価:7.71/10点レビュー 7件。Dランク


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No.7:
(4pt)

鮎川作品ならではの安定の面白さ

「風の証言」、「準急ながら」に引き続き再読。

いくつかの事件が起きるが、メインは第二の事件。

鬼貫警部の登場は物語が半分ほど進んでからと早めで、アリバイ崩しの醍醐味を堪能できる。

犯人の計画に一部緻密さに欠けるところがあったり、証拠の発見が都合の良い偶然によるものであったりもするが、総じて、巧妙で精巧に創られた本格推理小説だと思う。

長編としては短めながら、力作であると感じた。
積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)より
4334748597
No.6:
(5pt)

砂の城の次に読みました

この作品も良かったです。はまって読みました。もっとたくさんの作品を残してほしかったです。
積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)より
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No.5:
(4pt)

アリバイ崩しを堪能

鮎川氏の十八番であるアリバイもの。 犯人が幾重にも張り巡らされたアリバイトリックが、鬼貫の名推理により些細なところから崩されていく過程を楽しめる。 当時の時刻表も掲載されているので、時刻表のページを見ながら読者も謎解きをしながら読める。 果たして読者は鬼貫より先にトリックを解明出来るのか? 実際に試していただきたい
積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)より
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No.4:
(4pt)

堪能すべき巨匠の本格ミステリ

著者の作品は、どれも水準以上のレベルである。
ただし、鬼貫ものはアリバイものミステリが主流だ。
本書はその鬼貫ものの一作である。

ただし、鬼貫はある意味、名探偵である。
作品の最初から登場することは、ほとんどない。
他の署の刑事や部下の丹那などが捜査して、見落としたり発見できなかった手がかりを拾い、再構成してみせる。
だからいつも、中盤から終盤にかけて登場し、彼が登場すると、解決のスピードがアップする。
これはもう、名探偵そのものである。

本作が著者の第一級の作品、とはいえないが、それでも水準以上の本格ミステリを堪能することができる。
アリバイものだから、と敬遠していては、日本ミステリの巨匠の作品を読みのガスことになる。
「黒い白鳥」や「黒いトランク」には及ばないが、傑作である。
積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)より
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No.3:
(4pt)

アリバイ崩しを堪能できる

アリバイ崩しをメインにすえた鬼貫警部もの長編。鮎川の真骨頂というところである。

都内で発生した毒殺事件、一人の女が列車から転落死、広島の小都市で男が惨殺、、、と、物語は地域的にも時間的にも広がっていく。関係ないと思われるいくつかの事件が、捜査が進むにつれて互いに関連していることが明らかになっていき、最後には一人の容疑者に収斂して、しかしそこには鉄壁のアリバイが・・・、という典型的な話の展開。そして満を持して鬼貫警部登場、よっ待ってました、という感じである。

本文中ではあまり明確にでてこないが、東海道新幹線(東京〜新大阪)開業後の1966年ごろの発表。まだまだ太平洋戦争前後の混乱の影響が社会に色濃く残っている時代背景を存分に活用した作品と言えるでしょう。最後のほうになってから急にとんとん拍子に捜査がはかどるあたりはちょっと気になりましたが、まあ、鮎川のアリバイ崩しものを堪能するにはとてもよい出来かなと思います。

積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:積木の塔―鬼貫警部事件簿 (光文社文庫)より
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