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(短編集)
灰色の動機
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灰色の動機の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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光文社文庫オリジナルの短編集。 「人買い伊平治」「死に急ぐもの」「蝶を盗んだ女」「結婚」「灰色の動機」「ポロさん」の6篇が収められている。 「ポロさん」は1943年の『婦人画報』に発表された幻のデビュー作。しかし、いま読むとちょっと……。時代性を強く感じさせる。 「人買い伊平治」は戦前の実在人物をモデルにと依頼された執筆したものという。意外な人物が探偵となり、またラストの苦々しさがいい。 「蝶を盗んだ女」や「結婚」も結末の意外性があり、楽しめた。 | ||||
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鮎川」哲也さんの作品を集めています。編集者によれば、これまで世に出たこと野少ない作品を収載したとのこと。ファンならずとも面白いこと請け合います。 | ||||
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鮎川哲也の非シリーズものの短編を集めたシリーズの第3弾。本編は、やや異色なものが多く収録されている。 いわゆるミステリというカテゴリには当てはまらないものもあり、鮎川がこういう作品も書いていたのだなという観点では非常に興味深い。一方で、鮎川哲也作品集=極上のミステリ、という期待値で読んでいると当てが外れるかもしれない。 収録作の中では、表題にもなっている「灰色の動機」はなかなかの読み応えだ。東京と九州をまたにかけた捜索劇も楽しいが、最後の最後にあきらかになるどんでん返しも秀逸だ。このあたり、さすが巨匠といえよう。 まぁ鮎川作品をほとんど読んじゃった人が辿り着く境地、のような作品集なので、最初からこれを読むというのはよしたほうがよいだろう。 | ||||
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