仮面荘の怪事件
- ヘンリー・メリヴェール卿 (22)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
女優フレイヴィア・ヴェナーの邸宅だった<仮面荘>に住むドワイト・スタナップはスコットランド・ヤードの警部ニコラス・ウッドを自宅に招待した。実はドワイトが警察へある相談を持ちかけた事がきっかけで仮面荘へ赴くことになったのだが、表向きは新年のお祝いに招待されたという体裁を整えていた。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
HM卿のドタバタを事件そのものより愛好する人間としては、本作はドタバタを楽しみつつ他者にも薦めやすい名作。Kindle化されていないのが惜しい。 (既出評のように、下敷き短編があるのでそちらを先に読むべからず) 「仮面荘(Mask house)」と呼ばれる、有名女優が作った小劇場を持つ風変わりな名家で起きた、年末間際の美術品泥棒未遂、殺人未遂事件。 HM卿がインド人の大奇術家に化け、嬉々として子どもたちに奇術を披露する幕間に殺人未遂が殺人事件となり──。 ポケミス版では「メッキの神様」という、似ても似つかぬ題名ゆえ、そちらも留意されたい。厚木訳ではStanhopesの家名が見直され、stǽnəp(スタナップ)家となっている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一応事件はおきますが H・M卿のあんまりな扱いが 非常に目に付く作品です。 あれ?この作品は事件がおきているのに なんでH・M卿のかわいそうさが目に付くんだか… この事件は一応筋は通るのですが、 こちらに疑わせるものもほとんど出てはきませんし それとトリックが難ありですね。 できなくはないのですが条件がよっぽどよくないと それはできないものなのでちょっと…とは感じました。 この作品はある意味 H・M卿のファンのために作られた作品だと 割り切ったほうがいいでしょう。 ファンの人には意外な一面が見れるので星は文句なく5ですが 実質は2.5〜3でしょう。 事件も連続性は一応あるものの すごく間が空きますし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一応事件はおきますが H・M卿のあんまりな扱いが 非常に目に付く作品です。 あれ?この作品は事件がおきているのに なんでH・M卿のかわいそうさが目に付くんだか… この事件は一応筋は通るのですが、 こちらに疑わせるものもほとんど出てはきませんし それとトリックが難ありですね。 できなくはないのですが条件がよっぽどよくないと それはできないものなのでちょっと…とは感じました。 この作品はある意味 H・M卿のファンのために作られた作品だと 割り切ったほうがいいでしょう。 ファンの人には意外な一面が見れるので星は文句なく5ですが 実質は2.5〜3でしょう。 事件も連続性は一応あるものの すごく間が空きますし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カーの中期の作品で、短編「軽率だった夜盗」の発表後、それを引き伸ばして長編化したもの。欧米の作家は良くこういう手法を採るが、私は短編の方を先に読んでおり、トリックの構成が同じだったため興醒めした。 富豪の屋敷である晩、名画の前で覆面をして倒れている夜盗がいた。その夜盗は刺殺されており、しかも覆面を取ってみると夜盗と思った男は富豪自身だった。何故富豪はそんな真似をしたのか ? そして犯人は ? 短編で読んだ時は割りとスッキリした出来だと思ったが、長編を支えるアイデアとしては苦しい。長編化するに当たっては、何らかの捻りを加えるべきだったろう。単なる水増しの作品となってしまった残念な作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カーの中期の作品で、短編「軽率だった夜盗」の発表後、それを引き伸ばして長編化したもの。欧米の作家は良くこういう手法を採るが、私は短編の方を先に読んでおり、トリックの構成が同じだったため興醒めした。 富豪の屋敷である晩、名画の前で覆面をして倒れている夜盗がいた。その夜盗は刺殺されており、しかも覆面を取ってみると夜盗と思った男は富豪自身だった。何故富豪はそんな真似をしたのか ? そして犯人は ? 短編で読んだ時は割りとスッキリした出来だと思ったが、長編を支えるアイデアとしては苦しい。長編化するに当たっては、何らかの捻りを加えるべきだったろう。単なる水増しの作品となってしまった残念な作品。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|