ガストン・ルルーの恐怖夜話



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    初公開日(参考)1983年09月
    分類

    長編小説

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    ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))

    1983年09月30日 ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))

    フランス・ミステリ界を代表する巨匠が贈る世にも怪奇な物語集。片腕の老船長が語る奇怪な話「胸像たちの晩餐」、コルシカの復讐譚に材をとった「ビロードの首飾りの女」結婚相手が次々と怪死を遂げる娘の物語「ノトランプ」をはじめとして、いずれ劣らずなまなましく人間心理の闇を描いて、読む者を戦慄の世界へと誘う。恐怖ファン必読! (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ガストン・ルルーの恐怖夜話の総合評価:8.83/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    歴史的名作よりもコチラ

    正直云えば、歴史に残る名作とされている『黄色い部屋の謎』よりも数倍面白かった。短編であるが故、贅肉が削ぎ落とされ、主題が明確だったからだ(尤も、登場人物達の芝居がかった台詞回しは相変わらずだが…)。
    各短編共、それぞれ持ち味があり、個性豊かなのだが、好みで選ぶとすれば「金の斧」と「蝋人形館」の2編。前者は結末が結構意外で現代ならば絶対に書けないオチだから。後者は、身震いするような蝋人形の描写と、皮肉なラストを賞して。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (5pt)

    古典的ホラーファンタジーの短編集

    1話1話が短いので
    夜寝る前にあっさりと読める。

    美しい人物とグロテスク、死、
    ショッキングな結末。
    この短編集には必ずこれらが登場する。

    主人公が聞き手で語り手が話し始める。
    夢野久作の作品群にもよくある手法で
    段々と読んでいる自分が聞き手になって
    話に引き込まれていく。

    これもまた夢野久作に似て
    (ガストン・ルルーの方が
    デビューが数年早いが)
    不気味な物・情景に対する描写が
    非常に丁寧で分かりやすく、
    脳内でリアルに再現されている様な
    錯覚を起こす。

    ただ、夢野久作の文体はエイジレスで
    現代的な読み物だが、
    ガストン・ルルーのは古臭い。
    レトロ好きにはこの古臭くてカビくさい
    感じがたまらないと思う。

    また、こちらの文庫版は表紙がいい。
    本は表紙や装幀も大切。

    枕元に置いておきたい本の1つで、
    実際にずっと置いてあります。
    夜に読むのがおすすめ!
    ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))Amazon書評・レビュー:ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))より
    448853001X
    No.4:
    (4pt)

    古典も良い物です。

    オペラ座の怪人が有名です。
    ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))Amazon書評・レビュー:ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))より
    448853001X
    No.3:
    (4pt)

    スプラッター・ムービーというのはあるけれど…

    ガストン・ルルーはいうまでもなく『黄色い部屋の謎』や『オペラ座の怪人』でよく知られていますが、こういう恐怖小説も書いていたんだとあらためて知ったしだいです。
     
     「毎晩、五人の老船乗りがツーロンのヴィエイユ・ダルスのカフェのテラスに寄り合って、アペリチフを飲みながら《恐怖の体験》を語り合う」という体裁の、いわゆる枠物語の形式をとって書かれた短篇が主となっています。

     ストーリーはそれなりにうまく作られていると思いますが、まあここに収められている、1920年代に書かれたという短篇の多くはあえていえばスプラッター小説です。

     これはまったく予想もしていませんでした。

     なかでも「胸像たちの晩餐」は、なんとも凄惨な話で、読むんじゃなかったと後悔してしまうほどです。
     まあ現代でもアンデス山中の出来事が知られていますが、当時もときに遭難時の実話としてそういう出来事があったのでしょうかね…

     …にしても、これら短篇が新聞に連載されていたとは!
    ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))Amazon書評・レビュー:ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))より
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    No.2:
    (5pt)

    古き良き時代の奇譚集

    『オペラ座の怪人』や『黄色い部屋の謎』の作者として有名な

    ガストン・ルルーの短編集です。

    現代のホラー小説・映画・ゲームのような、どぎついイメージの連続ではありませんが

    老船長たちが互いに披露しあう奇譚・恐怖譚はまさに古酒のような深い味わいがあります。

    ・・・といってもテーマは復讐・飢餓・処刑などまったく容赦はありません。

    それぞれの挿話にゾッとするような恐怖と平凡に暮らせることの幸せ、そして一抹の寂しさが感じられます。

    もっとこういう短編を読んでみたいなあ、と感じつつ『蝋人形館』が夜明けを迎えるとき

    この短編集も終わってしまいます・・・

    訳にはさほどクセもなく各挿話が短いので読書が苦手な人でも抵抗なく読み進められますし

    また、読書好きの人にも読み応えが感じられると思います。
    ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))Amazon書評・レビュー:ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))より
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    No.1:
    (5pt)

    「オペラ座の怪人」原作者によるホラー短編集

    お話一つ一つが短いながらとっても怖くて面白い秀作がずらり並んでいます。スプラッター苦手な方には不向きかも知れませんが、そういうものが好きな人には是非お勧めしたい本です。
    ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))Amazon書評・レビュー:ガストン・ルルーの恐怖夜話 (創元推理文庫 (530‐1))より
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