踊るドルイド



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    初公開日(参考)2008年09月
    分類

    長編小説

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    踊るドルイド (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

    2008年09月26日 踊るドルイド (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

    見知らぬ男に車にいきなり乗せられ「病人」移送を手伝わされたのだがそれは「血を流した死体」に見えた。やがてドルイドが「踊り出す」ときバラバラのピースはつながりはじめる―。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    謎の巨石が踊り出して人を押し潰す?ミセス・ブラッドリーもの。

    寒村にやって来て奇妙な事に遭遇した若者が何者かに狙われ、たまたま村に滞在していたミセス・ブラッドリーは興味を持つと、警察を動かして自ら操作に乗り出す。だが、事件は画家の行方不明事件となり、そして・・・
    兎に角、今回のゲスト登場人物達が面白く魅力的。ブラッドリー達に協力する事件に巻き込まれただけの連中が楽しく活躍し事件解決に一役も二役も買う。中でもジョージは中々味があって良い。ミセス・ブラッドリーに尻を叩かれまくっている如何にもサラリーマン管理職的な本部長も良い味を出しているし、この辺りが、作者がファース系とされている所以だろう。アクションもあり、テンポも良く、ミセス・ブラッドリーは是非とも全シリーズ訳出を望む。
    踊るドルイド (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)Amazon書評・レビュー:踊るドルイド (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)より
    4562041803
    No.1:
    (3pt)

    推理よりも踊る巨石ドルイドを巡る空騒ぎが記憶に刻まれる黒い笑いのミステリー。

    首なし死体や恐竜が登場するのは当たり前のえげつない作風で有名な英国女流ミステリー作家ミッチェル女史お得意の不気味な怪作がまたもや紹介されました。著者の作風は一見怪奇風ですが、意外にも読んでいる内は陰気になったり背筋が凍りついたりする事は全くなく終始ご陽気な雰囲気で進みます。しかし後で冷静に考えると次第に不気味な奇妙さがじんわりと心に沁みて来て、合理的な世界とは別に超自然的な解釈も信じたい気持ちになります。
    クロスカントリーゲーム「野ウサギと猟犬」でウサギを追っていた猟犬役の青年オハラは、森の中で道に迷い辿り着いた家から奇妙な事に重病人の搬送を手伝わされる。危険を感じ逃げ出した彼は親友のガスコインに事情を打ち明け、二人でミセス・ブラッドリーに相談しに行く。ミセスBが秘書のローラに調べさせると驚く事に過去きっちり9年毎に地元で起きた3つの奇妙な失踪事件が浮上する。
    ミステリーと童話は相性が良く、クリスティー女史のマザーグースや横溝正史の「悪魔の手毬歌」等が有名ですが、本書では各章の冒頭でグリム童話の物語から引用された一文を添える趣向で怪しい雰囲気を盛り上げています。本書で主役以上に目立つのが若き秘書のローラ嬢で、怖い物知らずの無茶苦茶な推理を披露してミセスBを呆れさせたり、堂々と悪の巣窟へ乗り込む向こう見ずな大胆さを見せたりと、男顔負けのバイタリティーを発揮します。他にも有能な運転手のジョージや前述の二人の青年に甥のデニスら素人が縦横無尽に大活躍し警察以上の働きをするのが小気味良いです。まあ事件その物は犯人の意外性もなく犯行も常識の範囲内なのですが、やはり本書最大の読み所は踊る巨石ドルイドを巡る空騒ぎで、ミセスBが盛んに「ドルイドが踊ったよ」と繰り返す気持ちが良くわかります。ミステリーの出来栄えは今ひとつですが、毎回楽しみな著者の奇想は推理とは別に一読の価値が十分にあると思います。
    踊るドルイド (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)Amazon書評・レビュー:踊るドルイド (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)より
    4562041803



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