スモールボーン氏は不在



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    初公開日(参考)2003年08月
    分類

    長編小説

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    スモールボーン氏は不在 (SHOGAKUKAN MYSTERY)

    2003年08月31日 スモールボーン氏は不在 (SHOGAKUKAN MYSTERY)

    ロンドンの法律事務所の書類金庫の中からある日、外遊中のはずだった顧客スモールボーン氏の遺体が発見された。事務所で煙たがられる存在だった共同管財人の彼を、なぜ、いつ、誰が、ただでさえ人目に付く事務所の中で、それも開閉に多くの鍵を必要とする面倒きわまりない金庫に、どうやって詰め込んだのか?チャンドラーの法律顧問でもあった英国の弁護士作家が、さりげないユーモアを込めて描き出した人間パズル。二十世紀ミステリの黄金時代を代表する正統的本格派ミステリの本邦初訳登場。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (4pt)

    上質なユーモアに彩られた上質な本格ミステリ

    ロンドンの法律事務所で、金庫の中から顧客だったスモールボーンの死体が発見される。わざわざ多くの鍵が必要な金庫に、なぜ、どうやって死体を詰め込んだのか?そして犯人は誰なのか?といった謎を中心に据えた本格ミステリです。うまく張られた伏線、よくできたプロット、ちょっと変わった動機などなど全て及第点、ミステリのおもしろさがギッシリとつまっていて楽しめます。そんな中でも特に目を引くのが、ミステリとはあまり関係のない部分なのですが、法律事務所の弁護士たち、秘書たち、捜査をする警察たちの交わす会話。「アハハハ」と声をあげるようなものではなく、思わず「クスッ」と笑ってしまう会話があちこちにちりばめられています。これがユーモアというものなのでしょう。上質なユーモアに彩られた上質な本格ミステリ。書かれたのは1950年と一昔も二昔も前なのに古臭さも感じられず、今になって翻訳されて読めることはとても幸せなことですね。
    スモールボーン氏は不在 (SHOGAKUKAN MYSTERY)Amazon書評・レビュー:スモールボーン氏は不在 (SHOGAKUKAN MYSTERY)より
    4093565317
    No.1:
    (4pt)

    落ち着いた英国ミステリ

     日本ではあまり知られていない推理作家マイケル・ギルバートの1950年の作品。法律事務所の書類金庫から死体が発見されたり、超不眠症の探偵役が登場するが、いずれも作品としての本質とは関係ない客引き要素として終わってしまっているのが残念。 推理小説としては良く出来ていて、しっかりとした英国ミステリを読んだ満足感にひたれる。が、本筋以外のトリックの方がはるかに面白い。 こう書くとけなしているとしか見えないかも知れないが、そういうわけではなく、『スモールボーン氏は不在』を薦めようとすると、どうしてもこういう褒め方になってしまうのだ。文章のユーモアの性質からしても、本筋からはずれたところで魅力を発揮するタイプの作家なのかも知れない。
    スモールボーン氏は不在 (SHOGAKUKAN MYSTERY)Amazon書評・レビュー:スモールボーン氏は不在 (SHOGAKUKAN MYSTERY)より
    4093565317



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