シシリーは消えた
- 交霊会 (29)
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タイトルのとおりです。 バークリーのファンであれば、こういった普通の?ミステリーも書いていたんだなあという意味で、一読の価値があると思います。 | ||||
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有閑主人公が金に詰まり従僕として勤める羽目に陥り、勤めた屋敷の夕食会には大学時代の友人や知り合いが来て、召使の立場で接しなければならない、という面白い設定で始まります。その後の小ネタも上手く効いていて、まあ大ネタは地味目なのですが、バークリーらしい起伏に富んだ話が展開します。初出は新聞の連載(デイリーミラー1926年3月〜4月) 軽くて明るい物語を読みたい人に最適です。 | ||||
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夕食会後の気晴らしで始まった降霊会で、“人を消すことができる 呪文”をかけられたシシリー・ヴァーノンが、本当に消えてしまった。 やがて脅迫状が届けられたり、女主人の宝石が盗まれる といった事件が次々と発生し、ついには、殺人まで起きる。 果たしてそれらの事件は、シシリーの自作自演なのか? それとも……。 真相を導き出すための手がかりが不十分で、正直アンフェアなのですが、 本作はパズラーではなく、クリスティ的なゆったりしたコージーなので、 めくじらを立てず、作品が醸す大らかな雰囲気を味わうのが吉でしょう (とはいえ「なぜ降霊会が開かれたのか」というホワイダニットは秀逸)。 結末も出来すぎなハッピーエンドで、いささかご都合主義的なのですが、 あの皮肉屋のバークリーが(新聞連載という発表の〈場〉を意識したとは いえ)、ストレートなサクセス・ストーリーを書いていたというのはなかなか 興味深かったです。 | ||||
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アントニイ・バークリー「幻の作品」。人間消失、アマチュア探偵の活躍など、いわゆる「本格探偵小説」的な味付けになっていますが、ミステリーとしては、現在の目から見ると少々冗長です。しかし、キャラクターは立っており、各登場人物たちが活き活きと動き回ります。この作品は、どちらかというと「ミステリー風味の小説」として読むべきです。最初、いきなりどん底の状態に落ちた主人公がどうやって立ち直っていくのか?そのあたりを中心とした、「物語」だと考えれば面白く読めると思います。最後まで読み終わった時、ホッとして、またニヤリとさせてくれる小説です。 | ||||
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