魔王の足跡
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英国の田舎町ウィンチャム。雪が降る或る夜、突然、道の真ん中に一列に並ぶ蹄の跡が現れる。 その蹄は、重さがないかのように生垣の上、屋根の上に足跡を残し、まるで壁を通り抜けたかのように 壁、あずまやの反対側に現れ、1人の男の後をつけるかのように突如、雪の上に現れ、そして突然消え去る。 不審に思った街人たちが蹄とひとりの人間の足跡をたどると、突然途切れた場所に首吊り死体があった・・・ 蹄の主は魔王か、首吊り死体は魔王の仕業か。真相を突き止めるべくスミス警部は捜査と推理を尽くす・・ 雪の田舎町、オカルト風味、ときにはユーモラスな登場人物を味わいつつ読むことができます。 他のレビューにもあるように謎解きの情景を映像としてイメージしにくい箇所もあるのですが、スミス警部と ともに、推理をゆっくりと楽しめる佳作です。 | ||||
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雪の上に突然始まる蹄鉄の足跡、重力を支えきれない生垣に立ち、 塀を乗り越え、パヴィリオンや四阿を素通りし、二階の窓枠に 表側から立ち、屋根の上を片足で円形にぴょんぴょん跳びはね、 行き着く先の木には人が首をくくって死んでおり、 足跡は忽然とそこで姿を消している。 犯人が考案した超常現象に見せかけた殺人はじつに用意周到な奸計です。 探偵役のランスロット・カロラス・スミス警部は、この突拍子もない 現象を目の当たりに、手をこまねいていましたが、ある閃きでみごとに 真相にたどりつきます。 ラストは関係者一同を署に招いての警部の独壇場になります。 彼はまず犯人を指摘したうえ、筋道の立った合理的な解説で 超自然的現象を常識的事実に引き戻します。 誰が犯人か、は二の次で、どのようにしてメイスン氏と クロクスリー氏は殺されたのか、とくに、どのようして不可思議な 蹄鉄の足跡がつけられたのかに論点が絞られています。 超常現象の出現→合理的な説明→現実的解答の導出という流れ、 推理小説の醍醐味を十二分に味わわせてくれる作品。 | ||||
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本書の解説にあるとおり、探偵役たちの個性は今ひとつ乏しいが(反面、結構笑える強烈な登場人物がいたりする)、雪の英国ムードが味わえる作品。見取り図とかがないので場面設定や状況を文脈から想像するしかないけど、これがまた難しい。結局、現場の位置関係とかがどうなっているのか、よくわからないまま読み終わってしまった。犯人は、意外性十分だけど、ミステリ通なら案外前半でほぼ分かってしまうかも。しかし、全体に漂う英国ムード、2つの殺人事件、幽霊、魔王の出現、オカルト現象、あり得ぬ痕跡など、オールドミステリファンにとっては、たまらん作品であることは間違いない。 | ||||
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本書の解説にあるとおり、探偵役たちの個性は今ひとつ乏しいが(反面、結構笑える強烈な登場人物がいたりする)、雪の英国ムードが味わえる作品。見取り図とかがないので場面設定や状況を文脈から想像するしかないけど、これがまた難しい。結局、現場の位置関係とかがどうなっているのか、よくわからないまま読み終わってしまった。犯人は、意外性十分だけど、ミステリ通なら案外前半でほぼ分かってしまうかも。しかし、全体に漂う英国ムード、2つの殺人事件、幽霊、魔王の出現、オカルト現象、あり得ぬ痕跡など、オールドミステリファンにとっては、たまらん作品であることは間違いない。 | ||||
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空中から舞い降りたように忽然と現れた 割れたひづめ(西洋では悪魔の証)の足跡は 屋根の上やら生け垣やらを歩き回っていた。 その奇妙な足跡を辿るとその先には首つり死体が! しかも、足跡は空中に飛び立ったかのようにそこで忽然と消えていた! 魅力的な足跡の謎と雪の密室に囲まれた不可能犯罪。 イギリスの田舎に伝わる不気味な伝承が 絡み合ってえもいわれぬ雰囲気を醸し出しています | ||||
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