カラフル



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    カラフル
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.86pt ( 5max) / 7件

    楽天平均点

    4.45pt ( 5max) / 63件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2024年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数574回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    カラフル

    2024年02月26日 カラフル

    高校入学式の朝、荒谷伊澄は駅のホームでひったくり犯を捕まえた。 その際に、犯人の前に出て足止めをしようとしたのが、車椅子に乗った少女だった。 その後の事情聴取で判明したのだが、渡辺六花というその少女も、伊澄と同じ高校の新入生だった。 弁が立ち気の強い六花に、伊澄はヤな女だな、と感じたのだが……? 夢を追い続けられなくなった少年と少女の挫折と再生の恋物語!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    カラフルの総合評価:9.71/10点レビュー 7件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.7:
    (5pt)

    幸せな気持ちになりました

    彼女の発言にドキッとする事が何度もあり自分に置き換えながら読みました
    ずうっと読んでいたい物語でした
    カラフルAmazon書評・レビュー:カラフルより
    4087901521
    No.6:
    (4pt)

    心温まる。

    「カラフル」は、阿部暁子氏による感動的な青春小説です。高校入学式の朝、主人公の荒谷伊澄が駅のホームでひったくり犯を捕まえる際に出会った、車椅子に乗った少女との出会いから始まる物語です。

    伊澄は、夢を追い続けられなくなった少年で、一方の少女は、事故で車椅子ユーザーとなり、夢を絶たれてしまった人物です。二人は互いに傷つきながらも、前を向いて歩み続けようと奮闘します。

    この作品では、障がいを持つ人物の視点が描かれており、彼らの日常生活や心情が丁寧に描かれています。また、夢を追い続けることの大切さや、諦めずに前に進むことの重要性も描かれています。

    登場人物たちの成長と再生の物語は、読者の心を深く揺さぶります。特に、車椅子ユーザーとなった少女の葛藤や、彼女を支える周囲の人々の姿勢は印象的です。

    この作品を通して、障がいのある人々への理解を深めるとともに、自分の夢を諦めずに追い続ける大切さを学ぶことができます。

    感動的な物語と共に、人生観を問い直す機会を提供してくれる素晴らしい作品です。ぜひ、この作品を手に取って読んでみてください。きっと心に残る一冊になるはずです。
    https://amzn.to/4c9Fbek
    カラフルAmazon書評・レビュー:カラフルより
    4087901521
    No.5:
    (5pt)

    夢を追い続けられなくなった少年と車椅子ユーザーとなったことで夢を絶たれてしまった少女の物語

    夢を追い続けられなくなった少年と車椅子ユーザーとなったことで夢を絶たれてしまった少女の物語です。

    中学入試に出題される可能性があると思って購入しました。

    彼女の発言は読んでいるこちらもハッとさせられるものがありました。
    あらゆる世代に読んでほしい本。読み終えて、親子で話したくなる一冊になるかと思います。
    カラフルAmazon書評・レビュー:カラフルより
    4087901521
    No.4:
    (5pt)

    夢を諦めない 車椅子JKの真っ直ぐな日常

    夢に向かって真っ直ぐに突き進んでいた日々がある日突然終わってしまった過去を持つ二人の高校生。無気力な男の子が入学式の朝に出会ったのは、車椅子でも夢を諦めない女の子だった。
    新しいクラスのメンバーが徐々に慣れ、時にぶつかり合いながらも理解を深めていく日々の中で、二人の中も変わっていく。
    印象的なのは、二人の不器用で一途な描写や、身障者との関わり方に悩みながら本音をぶつけて話し合うクラスの描写で、多くの読者にとっても切実なテーマがしっかりと書かれていて読ませます。
    時として重いお話になる部分でも爽やかな読後感が得られる物語としてお勧めです。
    カラフルAmazon書評・レビュー:カラフルより
    4087901521
    No.3:
    (5pt)

    世界がカラフルであることはいいことだと信じたい。そんな心温まる物語だった。

    病気で車椅子生活となった渡辺六花と、怪我をして陸上を続けることができなくなった荒谷伊澄。

    同じ高校に通い同じクラスになった二人が、同級生たちとともに世の中には色々な人間がいることを実感しながら成長していく物語となっていた。

    「障がいは個性」とよくいうけれど、今の六花はこれを個性と言われたくない。自分の足で歩けるようになりたいという気持ちと、なんとか折り合いをつけて生きていこうという気持ちを行ったりきたりしている状況で、個性なんていいものには思えない。けれど、個性という言葉がダメと言っているわけではなくて…
    というところが本当に難しいところだと思う。

    必ずしも正解があるわけではなく、その人それぞれの気持ちをその都度、尊重して考えるのが大事ということがよく分かる内容になっていた。

    誰かの手を借りないと、助けてもらえないと、どうにもできない時があって迷惑をかけてしまうことがある。

    本当は誰にも迷惑なんてかけたくないけれど、それを言葉にして伝えるのは勇気がいることだし、話しても理解してもらえないかもしれない。

    それでも簡単に「仕方ない」で済ませることをせず、少しずつでも何に困っているのか、どうしたらできるかを考えていくというプロセスには多くの学びがあった。

    青嵐強歩という高校の歩きイベントにおいて、六花の参加をめぐるクラスの議論で矢地先生が言った

    「差別とは、相手を何とかわかろうとする意志を、手放したときに始まるものなのだと思います。
    でも、どうか少しだけでいい、常に目の前にいる人の気持ちを想像してほしい。抱えている痛みを思いやってほしい。どうか、この世界にはそれぞれにまったく違うたくさんの人が生きていることを知ってください。それをいつも頭のかたすみにおいて、出会う人の一人ひとりに敬意を払い、誠実に接せられる人間に、みなさんはなってください」

    という言葉に、今の多様性の時代に大切なことが詰まっていると思う。

    世界がカラフルであることはいいことだと信じたい。そんな心温まる物語だった。
    カラフルAmazon書評・レビュー:カラフルより
    4087901521



    その他、Amazon書評・レビューが 7件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク