八秒で跳べ



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    初公開日(参考)2024年02月
    分類

    長編小説

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    八秒で跳べ

    2024年02月13日 八秒で跳べ

    春高バレーの予選まであと数日。主人公の宮下景が所属する明鹿高校男子バレー部は、6月のインターハイ予選で初めて県の準決勝まで進んだ。チームを引っ張るのは、同学年の2年生エースの置久遊晴。「いまのチームなら全国も目指せる」と、3年生3人が引退をせずにチームに残り、景、梅太郎、マリオらのレギュラーメンバーで、夏に敗れた全国常連の強豪校・稲村東と戦うことになるはずだった。 けれど……あの時、ネット越しに見えた相手の顔はよく覚えている。まずい、と思ったときにはすでに体勢が崩れ、足首から下が、ぐにゃりと曲がっていた。勝負の稲村東戦へ代わりに出場にすることになったのは、中学時代からのクラスメイト北村。実は大会後、北村が退部届を出すつもりでいたことを、景だけ知っている。だからこそ「勝手にしてくれ」と思ってしまった。そしてあの日から、何か歯車が狂いはじまる。 一方、怪我をする前夜、高校のフェンスを乗り越えようとしていた真島綾。それに驚いて自転車から転んだ景は足首を痛めていた。そのことに責任を感じているらしい真島に、景はバレー部のポスターを依頼し、連絡を取り合うようになる。圧倒的な画力で学園祭のポスターも手掛けた真島は、しょっちゅう高校を休みがちで、実は親友にしか明かしていない秘密があった。 景の側にいつもあったバレーボール、真島の側にいつもあった漫画。それぞれが楽しくて、ずっと続けてきたはずなのに、いつから苦しくなってしまったんだろう!? 自分の居場所が見つけからず、前に進みだせずにいるふたりの想いは交差しながらも、遂にクリスマス前夜に止まっていた時間が流れ出す――。 (「BOOK」データベースより)




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    八秒で跳べの総合評価:10.00/10点レビュー 2件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (5pt)

    面白かったです!!

    中学生の息子がバレーにハマっているのと、その年代の子供達がどんなことを感じているのかなとの興味もあり手に取りました。
    主人公のきめ細かな心情やそれに重なる景色、季節の描写、また他の登場人物とのやり取りがとても丁寧で瑞々しく、目の前に全て浮かぶようでした。
    北村との関係性や言葉のやり取りは胸がチクリと痛くなるようなところもあり、でもどこか淡々としている少年の世界が面白かったです。
    上手く表現できませんが、へぇーなるほど〜と思いながら読みました。
    最後の章の今までの鬱々とした感じから晴れの空へ抜けていく感じが静かながらもとても爽やかでエネルギーに溢れていて、この本を読んだ後に見る息子達の世界を一層面白く感じそうです。
    坪田さんがご自身の成長や体験を伴いその観察眼と感受性とセンスで、次はどんなお話を生み出すのだろうととても楽しみです。バレーボールが登場するお話もまた是非描いて下さい!
    八秒で跳べAmazon書評・レビュー:八秒で跳べより
    4163918019
    No.1:
    (5pt)

    スポーツ好きでなくてもハマる

    リアルにもほどがある!

    主人公は熱量低めのバレー部員。

    トラブルもあり自分を見失いつつあった彼が、
    思わぬ出会いや、多彩な仲間との
    関わり合いのなかで、大切なものを取り戻し、
    飛躍への手がかりを掴んでいきます。

    部員たちの温度差が生み出す軋轢、
    青々とした自我のぶつかり合い、
    確執の末にたどり着く境地、
    すべてにハートを鷲づかみにされました。

    ちょっとしたゼスチャーに
    重要な意味を持たせるシーンなど
    試合中の描写もまさに迫真。

    鮮明に映像が浮かぶほどの臨場感です。

    これは本気でバレーボールに
    向き合った人にしか描けない!

    心情の面でとくに共感できたのは
    他人には解らないほんのささいな出来事が
    本人の支えになるというくだりでしたね。

    とことん行き詰まっていた少女との
    ぎこちないけど誠実な係わり合いも見どころ。

    顧問の先生の「覚えておきなさい」に
    続く言葉など、名ゼリフも多かったな~。

    正直、なかなか這い上がる意志を見せない
    主人公にはイラッとする場面もありました。

    けれど、読むのをやめなくて本当に良かった!

    あの激アツの四章を見逃すとか
    絶対にありえないですから。

    (対象年齢は12歳半以上かな?)
    八秒で跳べAmazon書評・レビュー:八秒で跳べより
    4163918019



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