八秒で跳べ
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中学生の息子がバレーにハマっているのと、その年代の子供達がどんなことを感じているのかなとの興味もあり手に取りました。 主人公のきめ細かな心情やそれに重なる景色、季節の描写、また他の登場人物とのやり取りがとても丁寧で瑞々しく、目の前に全て浮かぶようでした。 北村との関係性や言葉のやり取りは胸がチクリと痛くなるようなところもあり、でもどこか淡々としている少年の世界が面白かったです。 上手く表現できませんが、へぇーなるほど〜と思いながら読みました。 最後の章の今までの鬱々とした感じから晴れの空へ抜けていく感じが静かながらもとても爽やかでエネルギーに溢れていて、この本を読んだ後に見る息子達の世界を一層面白く感じそうです。 坪田さんがご自身の成長や体験を伴いその観察眼と感受性とセンスで、次はどんなお話を生み出すのだろうととても楽しみです。バレーボールが登場するお話もまた是非描いて下さい! | ||||
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リアルにもほどがある! 主人公は熱量低めのバレー部員。 トラブルもあり自分を見失いつつあった彼が、 思わぬ出会いや、多彩な仲間との 関わり合いのなかで、大切なものを取り戻し、 飛躍への手がかりを掴んでいきます。 部員たちの温度差が生み出す軋轢、 青々とした自我のぶつかり合い、 確執の末にたどり着く境地、 すべてにハートを鷲づかみにされました。 ちょっとしたゼスチャーに 重要な意味を持たせるシーンなど 試合中の描写もまさに迫真。 鮮明に映像が浮かぶほどの臨場感です。 これは本気でバレーボールに 向き合った人にしか描けない! 心情の面でとくに共感できたのは 他人には解らないほんのささいな出来事が 本人の支えになるというくだりでしたね。 とことん行き詰まっていた少女との ぎこちないけど誠実な係わり合いも見どころ。 顧問の先生の「覚えておきなさい」に 続く言葉など、名ゼリフも多かったな~。 正直、なかなか這い上がる意志を見せない 主人公にはイラッとする場面もありました。 けれど、読むのをやめなくて本当に良かった! あの激アツの四章を見逃すとか 絶対にありえないですから。 (対象年齢は12歳半以上かな?) | ||||
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