たんぽぽ団地のひみつ

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種別
長編
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あらすじ

2018年06月28日 たんぽぽ団地のひみつ

取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて―。大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。(「BOOK」データベースより)

評判

たんぽぽ団地のひみつの評価:

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たんぽぽ団地のひみつの総合評価:

7.33/10点 レビュー 9件。

感想一覧

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Amazonレビュー

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No.9
(4pt)

お決まりの昭和ノスタルジーだけど、昭和マニアにはなつかしさ満載です

重松清氏の作品を読むのはこれが初めてです。どういう作風の方かも知らず、”団地””ひみつ”などのキーワードから、なんとなく昭和のNHK少年ドラマみたいな話かなと期待して読みました。
読後あとがきを読んだら、実際、作者が小学校の同級生からもらった当時のガリ版印刷の作文集を見てアイデアを思いつき、それにNHK少年ドラマのテイストを加えたということです。

小学6年の杏奈は、お父さんと一緒におじいちゃんが住んでいる団地を訪れます。そこは老朽化して年内いっぱいで取り壊しが決まっています。引越し先を探すでもなく、これからどうするつもりなのか何も言わないおじいちゃんの本心を確かめるための訪問でした。
退去が進んでだんだんとからっぽになってゆく古い団地。そこはかつて多くの家族がまるで親戚のように助け合って暮らしていた活気ある場所でした。
1973年には少年SFドラマ「たんぽぽ団地の秘密」のロケ地になり、住民たちもエキストラ出演して、楽しかった当時の思い出を今も大切にしている人たちもいます。
結局ドラマはあまり視聴率を取れず、主役だった少年小松ワタルは、その後芸能界から姿を消してしまい、今はスランプ中の売れない映画監督になっていました。団地が取り壊されることを知った監督は、不本意に終わった40年前のドラマの続編を作ろうと奮い立つのですが・・というお話です。

ストーリーは、杏奈とその家族が生きている現代と、ワタル君がドラマ撮影中だった73年が交互に語られます。なのでいじめや受験といった現代の事情と、なつかしい昭和の両方が描かれています。
作者さんが1963年生まれということですから、その前後数年に生まれた方にはとてもなつかしい雰囲気でしょう。映画「三丁目の夕日」にSF風味を加えた感じでしょうか。エピソードも小物もノスタルジー感満載の、正直言ってベタベタな感動作品ですが、後味もいいのでほのぼのと楽しめると思います。表紙になっている団地のY字型スターハウス棟と給水塔のジオラマがとてもいい感じです。
たんぽぽ団地のひみつ Amazon書評・レビュー: たんぽぽ団地のひみつより
4101349371
No.8
(4pt)

お決まりの昭和ノスタルジーだけど、昭和マニアにはなつかしさ満載です

重松清氏の作品を読むのはこれが初めてです。どういう作風の方かも知らず、”団地””ひみつ”などのキーワードから、なんとなく昭和のNHK少年ドラマみたいな話かなと期待して読みました。
読後あとがきを読んだら、実際、作者が小学校の同級生からもらった当時のガリ版印刷の作文集を見てアイデアを思いつき、それにNHK少年ドラマのテイストを加えたということです。

小学6年の杏奈は、お父さんと一緒におじいちゃんが住んでいる団地を訪れます。そこは老朽化して年内いっぱいで取り壊しが決まっています。引越し先を探すでもなく、これからどうするつもりなのか何も言わないおじいちゃんの本心を確かめるための訪問でした。
退去が進んでだんだんとからっぽになってゆく古い団地。そこはかつて多くの家族がまるで親戚のように助け合って暮らしていた活気ある場所でした。
1973年には少年SFドラマ「たんぽぽ団地の秘密」のロケ地になり、住民たちもエキストラ出演して、楽しかった当時の思い出を今も大切にしている人たちもいます。
結局ドラマはあまり視聴率を取れず、主役だった少年小松ワタルは、その後芸能界から姿を消してしまい、今はスランプ中の売れない映画監督になっていました。団地が取り壊されることを知った監督は、不本意に終わった40年前のドラマの続編を作ろうと奮い立つのですが・・というお話です。

ストーリーは、杏奈とその家族が生きている現代と、ワタル君がドラマ撮影中だった73年が交互に語られます。なのでいじめや受験といった現代の事情と、なつかしい昭和の両方が描かれています。
作者さんが1963年生まれということですから、その前後数年に生まれた方にはとてもなつかしい雰囲気でしょう。映画「三丁目の夕日」にSF風味を加えた感じでしょうか。エピソードも小物もノスタルジー感満載の、正直言ってベタベタな感動作品ですが、後味もいいのでほのぼのと楽しめると思います。表紙になっている団地のY字型スターハウス棟と給水塔のジオラマがとてもいい感じです。
たんぽぽ団地 Amazon書評・レビュー: たんぽぽ団地より
4104075140
No.7
(4pt)

シゲマツ作品史上、もっとも幸福なエンディング!

帯に「シゲマツ作品史上、もっとも幸福なエンディング!」と、あるように、ご都合主義だろうがSF設定が矛盾してようが、強引に幸せなエンディングに突き進んでいく物語。

だってお話なんだもの。絵空事なんだもの。

この強引さに馴染めない人もいるだろうけど、私はすっかり重松清の罠に誘い込まれ、おデブでダメダメな純平とプライドの高いカノンの頑張りに泣かされました。

重松清の作品には欠点があるけど愛おしい人間がたくさん登場しますが、登場の瞬間に涙ぐんでしまいます。それで活躍の場面では落涙。

この涙はとても清々しい。(清だけに)
たんぽぽ団地のひみつ Amazon書評・レビュー: たんぽぽ団地のひみつより
4101349371
No.6
(4pt)

シゲマツ作品史上、もっとも幸福なエンディング!

帯に「シゲマツ作品史上、もっとも幸福なエンディング!」と、あるように、ご都合主義だろうがSF設定が矛盾してようが、強引に幸せなエンディングに突き進んでいく物語。

だってお話なんだもの。絵空事なんだもの。

この強引さに馴染めない人もいるだろうけど、私はすっかり重松清の罠に誘い込まれ、おデブでダメダメな純平とプライドの高いカノンの頑張りに泣かされました。

重松清の作品には欠点があるけど愛おしい人間がたくさん登場しますが、登場の瞬間に涙ぐんでしまいます。それで活躍の場面では落涙。

この涙はとても清々しい。(清だけに)
たんぽぽ団地 Amazon書評・レビュー: たんぽぽ団地より
4104075140
No.5
(3pt)

最後がグダグダ

今、50代以上の人が読むと懐かしい感じ。団地に住んでたことある!・・・みたいな人ならもっと懐かしいかも。

 タイムスリップものを重松清が書くとこういう感じになるんですね。でも、ちょっと下手かも。余り論理的じゃない。

 最後の場面は盛り上がるところなのに、ただグダグダしてるだけみたいな。でもこの場面、映像にすると映えるかも。映画化希望!
たんぽぽ団地のひみつ Amazon書評・レビュー: たんぽぽ団地のひみつより
4101349371

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