そして、バトンは渡された
- 本屋大賞 (19)
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毎年この時期には海外への中長期出張があり、いつも10冊程度の小説を持参します。 読み終わったら現地に置いていくからいいや、くらいの感覚でたまたま入った中古ショップでこの小説を入手しました。 (小説はスーツケースの重量制限上、そこそこの重さがあります。 帰国時はお土産や衣服の汚れによる重量の追加が不可避ですし、何かしらの調整が必要なのです…という言い訳。) 本屋大賞は大好きで、もちろんハズレはありますが、 「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」「舟を編む」…どの小説もまさにこの国への出張時に読んだ思い出深い小説です。 その年その年の出張を彩るものとして、この賞が今でも心に残る作品と出会うきっかけにもなっていました。 今回は国内移動の飛行機待ち、機内…で読んでいたのですが(また次の長い移動までに別のものを用意するべく、何とか読み切ろうとの意図はないとは言い切れないものの)、いやあっという間に1日で読み切りました。 優子ちゃん、いや困ってない、と言いつつも何か心に押し込めたところのある様子、何かを欲しがってもそれを口にすることを極端に恐れる姿勢、に「やはり」を感じさせるのは確かです。 そうした中で身につけた処世術なのでしょうか、圧倒的に会話能力が高いです(顔も可愛いみたい)。 そしてどこかずっと引いちゃう、自分のペースに閉じてしまう部分もあり、とにもかくもタフです。 そこまで利他心と献身性でいっぱい、ガッチリ覚悟が決まってる人たちしかいない、という設定にはどうにも現実離れした「小説感」を多分に感じはしますが、それでもそれぞれの個性と愛情で優子ちゃんを大切にする親の話も面白いです。 ここでその人呼ぶんだ、ここで自ら連絡するんだ…なんて。 最初のお父さんやおじいちゃん・おばあちゃんは絶対的な被害者じゃん、と苦さが残るところもまたこの小説の良さでしょうね。 最後の展開、タイトルから答えはわかってるのですが、バトンの渡し手を優子ちゃんが選ぶくだりは見事に声を上げて涙しました。 現地の友人を金銭的に長らくサポートしてきたのですが、その友人の子供は本当に好ましい態度・言動もなく、感謝の言葉もなく、嫌悪感でいっぱいになっているところだからこそ余計に刺さったのかもしれません。 優子ちゃんなら喜んで出すのに、なんて思っちゃう。 今年は中古で良い、置いていけば良い、なんて邪な私をお許しください。 | ||||
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課題図書でした。一気に読めました。 | ||||
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読み進めながら、あ〜そういうバトンのことただったのかと。 主人公に関わってくれた全ての大人から愛を感じました。 | ||||
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子どものために新品を購入したはずなのに… 表紙にはキズがあったけど仕方ないかなと、表紙をめくったら折れ曲がっていて、がっかりしました。 | ||||
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子供向け絵本みたいでした。 現実離れしたいい人ばかりが、現実離れしたいい行動ばかりして。 リアリティ、納得できるバックグラウンド等が無いと感情移入できないし、感動できませんでした。 森宮、優子、梨花、泉ヶ原、早瀬みたいな人が世の中に居ないとは言いませんが、それほど多くは無いでしょうし、 その人達が何の脈略も無く、謎に、自身の人生を差し置いてまで、優子に親切にするのはなぜでしょうか? 元々そんな優しい性格の人だから? 確かに優しい人は居ますし、そんな人ばかりだと殺人や戦争は起きないでしょうね! 会ったばかりなのに優子を育てることに生きがいを愚直に感じる? 人間はそんな単純ではないと思います。 人間は1面だけで語ることはができないと思います。 いろいろな背景や経験から、良くも悪くも色々な側面を持っており、 それが他人と混ざり合ってヒューマンドラマになると思います。 | ||||
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