春、戻る
- ハートフル (39)
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ときめきはないけれど穏やかな婚約者との日常に、突然現れた見ず知らずの「兄」。本作は、封印していた過去の記憶に、他者との出会いを通して新たな光を当てていく物語です。婚約者が見せる、静かでありながらも確かな優しさが、頑なだった主人公の心をゆっくりと解きほぐしていく。そんな温かい心の機微が、深く胸に響きました。 特に、かつて住んでいた土地を婚約者が表現する場面は最高に良かったです♪主人公自身、そんな風に感じたことすらなかったその場所が、他者の視点を経ることで、かけがえのない大切な場所へと生まれ変わっていく。重苦しいだけだと思っていた過去の記憶が、未来を照らす温かい光へと変わっていくその瞬間は、読み手の心をも揺さぶる感動がありました。 これは単なる恋愛や家族の物語という枠には収まりません。自分一人では気づけなかった世界の輝きを、なりふり構わない優しさを持つ人々の眼差しを通して再発見していく、誠実な心の記録です。過去に囚われて一歩を踏み出せない時、誰かの温かい眼差しが、自分のいる場所をかけがえのない場所に変えてくれるかもしれない。そんな静かな希望を与えてくれる一冊だと思います。おススメ!! | ||||
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良質。 | ||||
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面白いわけじゃないですが、あまり響かなかったです、、 私は小説初心者なのであまり参考にならないかもしれません。w | ||||
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結婚を控えたさくらの元に、自分の兄だと名乗る年下の男の子が訪ねてくるお話。今まで読んだ瀬尾まいこさんの小説で一番好きかもしれない。小説からこぼれる春の空気感に思わず深呼吸したくなった。表紙も、読み終えたあとに見ると温かい気持ちが溢れて、涙腺が刺激されてしまう。お兄さん、好きだなあ。忙しないのに一緒にいると暖かくなる、春のようなひと。 自分を蝕んでいくような記憶は根こそぎ封印したくなるけれど、その閉じ込めたなかには貰ったままの優しさもたくさんあったこと。「一度出会ったら、人は人をうしなわない。」という言葉を思い出す。いつの間にか疎遠になっていたひとや、いつも不安定で気掛かりだったあとひと。もう会うことはないかもしれないけれど、わたしはずっと幸せを祈っているよ。 | ||||
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真相は大したことがなくなんというか拍子抜けさせられました。 会話劇は面白いのに、もう少し練られた構想だとよかったのに。 | ||||
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