肩ごしの恋人
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唯川小説は気に入ってたんですがね? 恋愛小説はあまり好みでは無いのですが、唯川小説だし直木賞作品だしと購入しましたが、イヤーだめ❗️他の方の | ||||
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るり子の調子のよい感じ、きっと最後に好きになります。軽い読書に向いてます。 | ||||
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これが直木賞ですか。一体どういう基準なのでしょう。評価の高い方が多いのもわかりません。セックスのことしか頭にない27歳の女二人。バブル期でもあるまいし、こんな女、いるでしょうか。悲しくなりました。 | ||||
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唯川さんは、2冊目 前のは短編集でしたが、この作品は長編でしかも直木賞受賞作品。 性格も生き方も全然違うのに昔からの唯一の友達、萌とるり子。根っこの所で響きあうものがあるんだろうか 彼女たちの友情は羨ましいくらいです。恋愛小説というより友情のほうが目立つくらい。 るり子は最初のほうは、好きになれない呆れた女だったけど、中盤からは人間味があって可愛かった。 萌は15才の少年の子どもを宿して、シングルマザーも厭わない結末だけど、それでいいのかな、と思ってしまう。 (でもそれが萌かも。将来二人は結ばれるかも、だし) 解説の江國さんがいわれているように、梨みたいにシャリシャリ感のある作品。最後の2人のシーンは爽やかで良かった。 | ||||
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本書、2004年に出版されたときに読んでるのですが、この度再度読みたくなって購入しました。印象に残ったのは、2人の男の看破・叱咤と包容力(年齢不相応な)によって目が覚めたるり子の気風の良さでしょうか。それまでは、男は相手にしてはならない危険で愚かな女だったのですが…。るり子以外の、登場人物もそれぞれ成長しますね。 ・器用だけどちょっと世渡りがうますぎる嫌いのある男が最後に潔く偽りの結婚を捨て、萌とも決別 (この女には振られてもいい、はっきりさせなきゃダメだ) ・るり子の成長により寛大な離婚措置をしてくれたことで、自分のるり子への愛情が浅はかだったことに 気づき、離婚を決意した元夫 ・(当初から年齢不相応に大人びた面もありましたが)再婚した母親を許し(=母親も1人の女性と 認識し)自らの人生にビジョンを持ち始めた少年(青年になりつつある) ・筋が通っているが女に興味を持たないと強情だったゲイがるり子に興味を持ち始めている (今まで女を見下していたけど、なんか話が合う面白い子がいる) ・そして理知的だがどこか覚めて投げやりな面もあった萌が、妊娠によって自分を肯定し始める 萌・るり子及び登場する女性人物は、良くも悪くも作者も持ち合わせている、あるいは作者が見てきた女性の面を、ある程度誇張して書かれている気がしました。ある程度人生経験を積んだ今だから、少し冷静に読めるのですが(松下さんもう少し自分の仕事にプライド持ちなよ...とか)20年弱前に読んだときはキツかったですね目が覚める前のるり子とか…。一方で、描かれる男性陣(上記の他にゲイバーのママがいますが、この人は最初から成熟している)は、それぞれ、作者が理想としている男性の面なのでしょうか?実際、物語終盤の、彼らのような成長した男でないと、萌やるり子のような女性と巡り合っても、ちょっと相手にされないような気もしますが…。あるいは、女が度量や矜持を持つことでようやく男は物分かりが良くなる、成長している感はありますかねぇ...。昨今の風潮、そういう度量や矜持を持った女性とご縁があるケースは滅多にないのではと思われ、本来は必要な過程を経験できずに男の成長が求められている気がして、ちょっと無理があるような。 あと気になるのはタイトル「肩越しの恋人」とは誰なのか?です。恋人(男)はいつもお互いの肩越しに見ていたということでしょうか?抱き合っていて?あるいは、恋人(萌にとってるり子、るり子にとって萌)は、自分と抱き合っている男の肩越しにいつも見えていた、ということでしょうか?ちょっとわかりませんでした。 | ||||
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