(短編集)
ため息の時間
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ため息の時間の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
唯川 恵が直木賞を受賞する直前に編んだ短編集。物語の話手を男性にしているところが、興味深い。そして、女性と男性の感性や情、視点の違いをまざまざと見せつけてくれるのである。特に、男の身勝手さが浮き立つ。その中でも「終の季節」は、特別な輝きを放っている。閑職に追い込まれ、自宅待機と共に妻からは離婚を告げられ、全てを失った杉浦。心にあったのは援交をしている娘の同級生 藤沢ゆかり。邪険にされても連絡を続ける。そして、ゆかりにその思いは届くのである。最後の場面で彼はこう思う。「今度、救われるのは自分かもしれない」 また、この短編集はサスペンスものでもホラーものでもないが、凄く怖い。「僕の愛しい人」「濡れ羽色」「分身」、特に「分身」は、前に別の小説で読んだことがあるような、自ら作り出した虚像が実像になってしまうという底知れぬ恐怖を覚える。 最終話「父が帰る日」は、男女の問題はモチーフとしては用いられているが、家族の話。最後にちょっぴりほっとし、切ない気持ちで本を閉じることができる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どれも読み応えがありましたが、最後のお父さんの話は泣きそうになりました。素敵な作品をありがとうございます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
唯川恵さんの小説を読むと、恋愛や人生の勉強になります。小説に登場する人物、その言葉や行動から自分では整理できないことを考えるヒントを得ることもあります。短編集『ため息の時間』の最終話には熱いものが込み上げてきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、ちょうど20年程前に唯川恵さんの作品にハマっていてたくさん読んでいて、久しぶりにまた読もうかなと思って読んでみました。 ちょっと内容が古いなと思う部分はありましたが、唯川恵さんの作品は、読みやすくてやっぱり好きです☆ 今回は男性が主役の短編集ですが、どの作品も最後にドキッとする展開で、サスペンスみたいな感じでした。 また唯川恵さんの作品いろいろ読もうって思いました。 オススメです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のレビューの通りです。 暇つぶしのつもりで買ったのですが、短編と思えないほど深い内容でした。 通勤電車で読んでいて思わず泣いてしまったストーリーもあります。 口紅、終の季節、父が帰る日等はもう涙無しには読めません。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 21件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|