永遠の途中
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本好きの子にプレゼントしたらとても喜んでいました | ||||
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最初はタイトルに惹かれて、内容を見て興味を持った。 文章がよみやすいのと、女性心理が理解できるのとで、あっという間に読んでしまった。読むのがとても楽しくて、途中から読み終えてしまうのが、勿体ないと思うほどだった。 読む人それぞれの年代によって感じるところが違うだろうなと思った。 私はもう60代、主人公たちの最後の世代に属するので、若いときの部分はかなり達観して読めた。 一番、共感したのは、やはり、40代後半から60代にかけての部分。 及梨子の父親が亡くなったときの以下の部分: 棺に横たわる父は随分小さくなっていた。かつての、強くて大きくて頼もしかった父はもういない。いや、そんな父はたぶん、もうずっと前にいなくなっていたのだろう。けれど、どんなに老いても父はやはり父だった。何の打算も見返りもなく、及梨子を守ってくれる唯一無二の存在だった。 47歳にもなって、と笑われるかもしれない。けれど、心のどこかで父がいるということが、及梨子の支えになってくれていたのは確かだ。 その父が死んだ。 これでもう本当に、私の娘時代は終わったのだ。 及梨子は溢れる涙を拭いながら、大きな喪失感を味わっていた。 私の父は私が30代の時に亡くなった。その時も悲しかったが、自分が50代で母を亡くしたときの喪失感は半端ではなかった。完全に心の拠り所を失ってしまい、しばらくは母の死を受け入れられず、どうしたらその虚無感を埋められるのかも分からなかった。その時の自分の心情と重なって切なかった。 歳はとっても精神的に成熟できない、というところも全く一緒だ。 心は若いときからあまり進歩していない。人間は未完成なままだ。でも、少なくとも自分はどういう人間かは見えているし、こうやって未熟なまま死んでいくのだろう、ということは見当がつく。 60代になると、子どもたちの幼い頃ばかりが思い出されるのも一緒、特に一昨年、保育士に転職してからはそれが顕著になってしまった。保育園の子どもたちを見ながら、娘はああだった、息子もああだったなあ、と感慨にふけることもしばしば。 それでも、自分の歩いてきた道を振り返って、失敗も多かったが、今が一番いいときなのかも、と思うこともある。 | ||||
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作者の山関連本が気に入り読んで来たのですが、今回はこれまでとは少し変わった二人の女性の生涯物語りでしたが二日で読了、こんなもんかなと思いましたが、唯川小説の性関係には少し疑問が有ります、こんなに簡単に関係を持つかなーと!なんかあまりつまらなかったなー | ||||
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自分の選択は正しかったと思う一方で、自分が選ばなかった人生を歩む友人をみて、羨ましいとも嫉妬とも言えない複雑な感情を抱く。 時代背景は今とは異なりますが、今の時代にも共感できる部分はあると感じました。 人は少なからずタラレバを考えたり、隣の芝は青く見えてしまうものだと思います。自分軸で生きることの難しさ、大切さを実感する本でした。 | ||||
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少し時間を空けて二回読みました。二回目の方が圧倒的に面白かったです。面白くてすぐに読み終わってしまいました。 私は日本を離れて長いので、あまり現在の日本人の生活スタイルに詳しくないのですが、読んでいて「日本人ってこんなに不倫ばっかりしてるのか!」とちょっと驚きました。たぶんこの話って誇張じゃないですよね。 あげくに自分の娘まで不倫しちゃったのには、情けなくなりました。 これは女性の話ですが、男性の話や、都会と田舎、国内と海外のコントラストなども、この作家さんの書いたものを読んでみたいな~と思いました。 | ||||
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