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永遠の途中



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【この小説が収録されている参考書籍】
永遠の途中
永遠の途中 (光文社文庫)

永遠の途中の評価: 4.13/5点 レビュー 56件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全56件 1~20 1/3ページ
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No.56:
(4pt)

本好きの子にプレゼントしたらとても喜んでいました
永遠の途中 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の途中 (光文社文庫)より
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No.55:
(4pt)

あっという間に読んでしまいました。

最初はタイトルに惹かれて、内容を見て興味を持った。
文章がよみやすいのと、女性心理が理解できるのとで、あっという間に読んでしまった。読むのがとても楽しくて、途中から読み終えてしまうのが、勿体ないと思うほどだった。

読む人それぞれの年代によって感じるところが違うだろうなと思った。
私はもう60代、主人公たちの最後の世代に属するので、若いときの部分はかなり達観して読めた。

一番、共感したのは、やはり、40代後半から60代にかけての部分。
及梨子の父親が亡くなったときの以下の部分:
棺に横たわる父は随分小さくなっていた。かつての、強くて大きくて頼もしかった父はもういない。いや、そんな父はたぶん、もうずっと前にいなくなっていたのだろう。けれど、どんなに老いても父はやはり父だった。何の打算も見返りもなく、及梨子を守ってくれる唯一無二の存在だった。
47歳にもなって、と笑われるかもしれない。けれど、心のどこかで父がいるということが、及梨子の支えになってくれていたのは確かだ。
その父が死んだ。
これでもう本当に、私の娘時代は終わったのだ。
及梨子は溢れる涙を拭いながら、大きな喪失感を味わっていた。

私の父は私が30代の時に亡くなった。その時も悲しかったが、自分が50代で母を亡くしたときの喪失感は半端ではなかった。完全に心の拠り所を失ってしまい、しばらくは母の死を受け入れられず、どうしたらその虚無感を埋められるのかも分からなかった。その時の自分の心情と重なって切なかった。

歳はとっても精神的に成熟できない、というところも全く一緒だ。
心は若いときからあまり進歩していない。人間は未完成なままだ。でも、少なくとも自分はどういう人間かは見えているし、こうやって未熟なまま死んでいくのだろう、ということは見当がつく。
60代になると、子どもたちの幼い頃ばかりが思い出されるのも一緒、特に一昨年、保育士に転職してからはそれが顕著になってしまった。保育園の子どもたちを見ながら、娘はああだった、息子もああだったなあ、と感慨にふけることもしばしば。

それでも、自分の歩いてきた道を振り返って、失敗も多かったが、今が一番いいときなのかも、と思うこともある。
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No.54:
(2pt)

何とも、こんなもんかなー

作者の山関連本が気に入り読んで来たのですが、今回はこれまでとは少し変わった二人の女性の生涯物語りでしたが二日で読了、こんなもんかなと思いましたが、唯川小説の性関係には少し疑問が有ります、こんなに簡単に関係を持つかなーと!なんかあまりつまらなかったなー
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No.53:
(4pt)

2人の女性のリアルな心情描写

自分の選択は正しかったと思う一方で、自分が選ばなかった人生を歩む友人をみて、羨ましいとも嫉妬とも言えない複雑な感情を抱く。
時代背景は今とは異なりますが、今の時代にも共感できる部分はあると感じました。
人は少なからずタラレバを考えたり、隣の芝は青く見えてしまうものだと思います。自分軸で生きることの難しさ、大切さを実感する本でした。
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No.52:
(5pt)

二人の女性の生き方

少し時間を空けて二回読みました。二回目の方が圧倒的に面白かったです。面白くてすぐに読み終わってしまいました。
私は日本を離れて長いので、あまり現在の日本人の生活スタイルに詳しくないのですが、読んでいて「日本人ってこんなに不倫ばっかりしてるのか!」とちょっと驚きました。たぶんこの話って誇張じゃないですよね。
あげくに自分の娘まで不倫しちゃったのには、情けなくなりました。
これは女性の話ですが、男性の話や、都会と田舎、国内と海外のコントラストなども、この作家さんの書いたものを読んでみたいな~と思いました。
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No.51:
(3pt)

女性の心情の複雑さとは

普段はサスペンスものばかり読む中年男性ですが、そんな視点もあるんだなぁと感じながら読んだ作品でした。論理的な利益に目が向きがちな男性目線とは違う感情に触れることができました。二人の主人公は異なる人生を歩んで行くのに、自分なら他人の人生と関わりを断つのに、なぜか絡み合い嫉妬する。理解できなさを実感したところがオススメです。
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No.50:
(5pt)

読む手が止まりませんでした。

感情の細かな描写、特に葛藤部分が秀逸で引き込まれました。こんなに一気に読み終えた小説は久しぶりです。
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No.49:
(5pt)

二人の女性を軸にした、壮大な人生物語

27歳から還暦60歳まで、33年間に渡る二人の元同僚女性を軸に展開してゆく、壮大な人生物語は、自らを振り返るようでもあり、共感・諦観・達観・原点回帰etc...様々な想いがこみ上げてきて、まさに永遠の途中でした。
そして、この先も物語は続くのです。
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No.48:
(2pt)

キツかった。

タイトルとレビューに惹かれて読み進めていたが、39歳辺りから心がしんどくなって読めなくなってしまった。
まだ私が二十代前半で結婚や仕事、その他の私生活において素敵な期待をしているからなのかもしれないけど、ストーリー序盤の女性特有のマウントやプライド、見栄の張り合いから見るのが苦しかった。
最後まで読み進めていたら、自分がもう少し人生のたくさんの経験を積んでいたら、もしかしたら共感できる内容だったのかもしれないが、今はちょっと娯楽の読書としての本ではなかったのかなと思いました。
いつか読み直して、昔の自分(今の自分)を懐かしめたらいいのかなと思った。
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No.47:
(4pt)

共感できるけど

結局は自分の気の持ちようで、人生はいかようにも変わる。ただ、自己承認欲求、他者の中の自分(いわゆるマウンティング)、無い物ねだりなど様々なバリアがあるお陰で色々な感情のるつぼになるんだね。バリアフリーになりたいものだね。できるだけ。

性格の違う?薫と乃梨子の双方の言い分、めちゃくちゃ分かりやすかった。似てるけどね、この2人。

面白く読ませて頂きました。
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No.46:
(3pt)

面白いが時代錯誤

登場人物全員不倫しまくりで薫にもノリコにもいまいち共感できなかった。
そもそもが恋愛のもつれからの因縁て感じで、そんな関係を何十年もネチネチ続けてるのが謎。
恋愛ばっかりしてる人たちの一昔前の価値観て感じでした。
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No.45:
(5pt)

自分だけではないんだ。を知ることができた。

専業主婦の葛藤、キャリア女性の葛藤がリアルに表現されていて自分が選べなかった人生の模擬体験が出来ました。
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No.44:
(5pt)

共感しすぎて辛い

共感と身に覚えがあることが多すぎて、辛くなるくらいでした。
理解のない男性や社会が悪いのか?といえばきっとそうじゃないし、完全にフラットな世界を望んでいるわけじゃない。それなりに恩恵もあるから。
読書後、これから自分はどうしよう、どうなるんだろう、と引きずっています。
ちょっとの優越感を求めたり、無いものねだりや愚痴不満、責任転嫁、登場人物の感情に重ね合わせてそんな自分が恥ずかしいし愚かだと思うけれど、そういう気持ちは嘘じゃ無いから、見たくなくても蔑ろにはしたくないと思いました。
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No.43:
(5pt)

男性版があれば読んでみたい!

男性ですが、二人の女性の行き比べがとても面白く、今60となった今、最後の章も納得だし、指針になりました。
これの男性版の小説、誰か書かないかな?

唯川恵さんの文章はとても読みやすかったです。
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No.42:
(5pt)

良かった

今の年齢の自分、過去の年齢の自分。もしかしたらの未来の自分に重なる物語でした。
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No.41:
(5pt)

良かった

いつでもライバルは生きられなかったもう1人の自分、という言葉が胸にストンと来ました。
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No.40:
(5pt)

人生はずっと途中であり、選択しなおしたところで楽になるわけではない。

この小説は、女性の生き方について考えさせられる作品。

薫と乃梨子という二人の女性の対照的な人生を通して、結婚するかしないか、仕事に生きるかしないか、どちらが正しい道なのかという問いに答えを出すのは難しいと感じる。

どちらの選択も幸せや不幸をもたらし、それぞれに苦労や葛藤がある。

しかし、それでも自分の人生を受け入れて、最善を尽くそうとする二人の女性の姿には、強さや美しさを感じる。

唯川恵さんの女性の心理描写はとても上手で、登場人物の感情に共感できる。

タイトルの「永遠の途中」という言葉も印象的で、人生はずっと途中であり、選択しなおしたところで楽になるわけではないということを教えてくれる。

この小説は、女性だけでなく、男性にも読んでほしい作品。
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No.39:
(5pt)

新冊のよう。

新冊かと思うくらい状態が良かったです。
とても安く購入できました。
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No.38:
(3pt)

自分がなさすぎて気持ちが悪い。。。吐き気がした・・・><

アラサー女性ですが、私は幼少期はアメリカで過ごし「自分の得意なことだけをする」「自分に向いていることをする」などと教わってきたので、「人と比べる日本人」や「日本人の結婚観」が全く分からず、この本を手にしてみました。

私も進学校に通っていたので、周りは大手商社で働いている女性もいるけど、、、
そうか、彼女たちは「勝ち負け」でいろいろなことを考えているのか、、、

なんかさ、両思いの人たちを崩して、奪って、結婚して、普通に考えて、幸せになれるわけがないし、自分が人にやったことは、返ってくると思うので、、、「奪ったら、奪われる」んだよ・・・

個人的にはあっさりとした乃梨子のキャラクターが好きで、薫は嫌いだな、と思った。
あと、日本人の結婚って、普通にどう考えても「男が女を支配」だと思うんですよね、アメリカなどの「愛情」でつながっている世界を知っている私からすると。

あと、どうやら日本では「結婚した女性」と「独身女性」が仲良くするのは不可能らしい。
外国の女性は可能ですけどね。
「互いの違いを尊重しましょう」だし。。。

なんか、本当に、人と比べる領域がおかしいし「自分にとって何が必要か」しっかり分かっていたら、こんなことにはならず、なんかもう、吐き気がして、途中からは飛ばし読みをした。

というか、そんな、誰でも簡単に役員になれないし、まあ、こういう世界で育ってくるから「母子癒着」の子供が出来上がり、自立してないのだろうなぁ・・・

本当に、日本の女性はよくここまで我慢しているな、と思った。
私には無理だ。

最近ではこういう家庭も減ってきたのだとは思うけど「支配が愛情」だと思っている人はまだまだ日本では多いと思う。
高度経済成長期は、もう終わっているのにな・・・^^;
ここは日本ですけど、欧米社会の、父親がどれだけ子育てをしているか、一度調べてみたほうがいいと思いますよ。。。
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No.37:
(2pt)

18年前はこんな時代だったのね。

さすがに、2003年の話は古いな〜〜!!!
今と常識が違う、、、
この話は、一生独身のバリキャリvs専業主婦 だけど、今は仕事もバリバリしながら専業主婦的業務をヒーヒー言いながらこなしてるし、一生独身でも非正規やバイトは当たり前。
あまりに古すぎてあまり入り込めなかった。ただ心理描写は丁寧。
こういうのを読むと、「時代に関係なく普遍的な作品」にいかに価値があるかわかる。
永遠の途中 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:永遠の途中 (光文社文庫)より
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