正義の申し子
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| テンポ、テーマ性ともに完成度が高く、今の時代性を的確に捉えています。 読んだ後の重さを含めて評価したい作品です。 まず感じたのは、読み始めのテンポの良さ。 章ごとの区切りが明快で、場面転換もスムーズ。 通勤時間や就寝前でもストレスなく読み進められます。 セリフやモノローグは現代的で、SNSや動画配信に慣れた読者ほど臨場感を覚えるでしょう。 特に電話越しのやり取りは文字だけで“声”が聞こえるような生々しさがあります。 最も印象的なのは、「正義」という言葉が、次第に免罪符へ変わっていく過程です。 最初は痛快だった行為が、再生数と称賛を得ることで歪んでいく。 その変化が丁寧に描かれています。 また、関西弁の請求業者・鉄平の存在感も強烈です。 単なる悪役ではなく、彼自身の論理と生活が垣間見えることで、物語に緊張感が生まれています。 物語後半の展開はスピーディで、ページをスクロールする指が止まらず、一気読みになるでしょう。 この本は単なる勧善懲悪ではありません。 「誰が正義を決めるのか」「見られることで人はどう変わるのか」という問いが根底にあります。 痛快さだけを期待すると、後半で強い違和感を覚えるかもしれません。 読み終えた後、爽快感よりも静かな後味の重さが残ります。 自分が動画を見る側だったらどうするか、正義を消費していないか――そんな問いが自然と浮かびました。 現代のネット文化を鋭く切り取った、エンタメ性と問題提起を兼ね備えた一冊です。 軽快に読める一方で、心には確実に引っかかるものが残ります。 | ||||
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| ミーハーで雑食な読み方なので、染井さんの本も『正体』『悪い夏』と話題作から入り評価も良かったのでここに至りました。結論から言うと面白いと思った場面はほとんど無く自分の好みとは違う方の話しの進み具合でした。言うなれば前に早った漫画のような展開です。 もう少し登場人物が魅力あったらなと残念でした。 | ||||
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| 架空請求詐欺って普通引っかからないよなと思ってましたが、撒き餌をたくさん撒いて引っかかるのはごく数人と知りました。 あとはYouTuberとてっぺい君の追っかけっこ。結末は途中で気がつきました。 大学生がロリコンで気持ち悪い。スーパーフリーの二番煎じみたいでもうちょっといい悪役を出せないのかなと思ってました。 染井さんのお得意の登場人物を代える話ですが、代わるたびに時間が戻るのがテンポが悪いと思います。 | ||||
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| いろんな人間模様とおもしろいキャラクターで話もいろんな方向に転がって最後まで楽しく読めました。 | ||||
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| 久し振りに一気読みした。 嘘です。 30%位までは「もうやめよう」と何度も思いました。 やめなくて良かったです。 そこから先はジェットコースターです。 もう止まれません。 お陰で寝不足になりました。 こんなに本を読みながら笑って泣いたのは初めてかも知れません。 染井さん、あなたは天才です。 あなたを知って、これからの人生がちょっぴり楽しみになりました。 どうもありがとうございます。 | ||||
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