蟻の棲み家



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 3件

6.11pt (10max) / 9件

Amazon平均点

3.04pt ( 5max) / 48件

楽天平均点

3.22pt ( 5max) / 116件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

44.00pt

24.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2018年12月
分類

長編小説

閲覧回数4,250回
お気に入りにされた回数8
読書済みに登録された回数16

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

蟻の棲み家 (新潮文庫)

2021年10月28日 蟻の棲み家 (新潮文庫)

東京都中野区で、二人の若いシングルマザーが相次いで射殺された。彼女達は、ともに売春を生業としていた。フリーライターの木部美智子は、自分が追う企業恐喝事件と、連続女性殺害事件の間に、意外なつながりがあることに気がつく。やがて、テレビ局には「三人目の犠牲を出したくなければ二億円を用意しろ」という脅迫状が送られてきて――。貧困の連鎖と家族の桎梏、目をそむけたくなる社会の暗部を、周到な仕掛けでえぐり出すノワールミステリー。大どんでん返しの圧巻のラストは、息つく暇なく一気読み必至。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

蟻の棲み家の総合評価:6.14/10点レビュー 51件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

蟻の棲み家の感想

この小説を読み終わったすぐあと、Yahooのニュースで下記のような記事を見つけた。
「16歳で1回手取り2000円の格安風俗に入店…4つの性感染症にかかり、医者から「風俗の仕事をやめて普通の仕事に就きなさい」と言われてもやめられない理由」2023/12/23(土) 17:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec4280d1dd0ec71792400e4dbdc34df9ce5a392a
やめられない理由が、まさにこの小説に登場した女性たちのそのままであった。

この小説、かなり好き嫌いがはっきりしそう。万人向けではない。
また、誰の視点から書かれたのか分かりづらいところもあり、やや読みづらい。



▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(8pt)

蟻の棲み家の感想

現代を書いたようなリアリティのある内容でした。
この作者の本は初めて読みましたが他の作品も読みたくなりました。木部シリーズも。

しん
WCNZKBHI
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

蟻の棲み家の感想

衝撃的な作品でした。ここまで書いていいのだろうか…と恐ろしくなりました。
私にとりこの登場人物たちの境遇は決して物語ではありません(勿論こんな犯罪を犯す子たちはいませんが。)
私事ですが…私は一歩間違えば社会から弾き出されてしまう危うさの中で生きる子どもと家族に寄り添う活動をしています。
社会はとても冷徹です。「殺されて始めて人権を得ることができる」…まさかとはおもわれるでしょうが、そんな境遇を背負った人たちはすぐそこに居ます。そんな現実に目を向けることのできる作品てす。
社会の片隅で生きる人たちへの想いがある人には読んでいただきたいです。

はつえ
L7BVQMDY
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.48:
(1pt)

どこにもハラハラしなかった

ドキドキハラハラな展開を期待して読んでみましたが、結構登場人物が多い上に名前を変えていたりそれぞれのキャラの印象付けが弱くて「この人誰やったかな?」となることがしばしばあり凄く読みづらかったです。また文章も把握しづらく誰のセリフか分からない時もあったり急に場面が変わったり時間軸が変わったりするので展開がよくわからないまま最後の独白になった感じでどこにもドキドキしませんでした。
そもそも雑誌記者がそこまで介入する意味もよくわからずこの人を主人公にする意味合いもよくわかりませんでした。
誰一人として共感出来る人物がいないので結果どうでもいい小説でしたね。著者は何を書きたかったのだろうか?
蟻の棲み家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻の棲み家 (新潮文庫)より
4101033412
No.47:
(2pt)

もっと肉薄したエピソードが欲しかった

犯人が序盤で分かってしまうので中盤は今何を読まされているのだろう?
という気分になってしまった。
それぞれのキャラの背景も、もっとエピソードとして欲しかった。
こういう境遇でこういうキャラですよというのは散々説明があるのですが
説明ではなく、もっと肉薄したエピソードとしてキャラを知りたい。

以下ネタバレに近い感想です。

皆口が軽すぎる。
警察も金貸しも記者相手にそんなポンポン喋るかな???
美智子が警察や金貸しに、ついつい話をさせるようなタイプの魅力ある人間なら
それももっとエピソードとして魅せて納得させてほしい。
ただ信用あるだろう雑誌の記者だから、では納得できない。
犯人の妹もなんでこの記者だけ信用したんだ?
マスメディアを一番警戒している時期にいきなり大学まで追っかけてきた記者を
ただ服装や性別や雑誌の名前だけでいきなり信用するかな?
これも信用できるであろう雑誌の記者だから、で納得させようとしているのが謎。
そして終始無口で寡黙で口が堅いと言われ続けてきた
末男がめちゃくちゃ喋り出したのにもびっくりした。
そここそ寡黙になるべきところでは????
しかも記者相手に????
翼も頭の回転が速いと言われる割に浅はかだし
最後のどんでん返しにあたる部分は会話でネタバラシではなく
あの時実はこうだった、という情景で魅せて欲しかった。
なんだかずっと、こういうキャラがいてこういう事があったんだよねと
話のあらすじを聞かされている感じで入り込めなかった。

私には合いませんでした。
蟻の棲み家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻の棲み家 (新潮文庫)より
4101033412
No.46:
(1pt)

共感できない

同じ内容、似たようなエピソードの繰り返しが多くてダレる。
特定の人物の過去や人柄を描くパートを補足したり視点を変えて何度も語るけどほとんど新しい情報がない。
読者に一度見せた流れを今度は別の視点で第三者への説明という形でもう一度語らせる、みたいな繰り返しも多かった。

また真犯人の共犯者は「一番得した人間」と言われていたが、「息子に家族が殺されるかもしれない」リスクを遠ざけるために「連続殺人犯の妹」になってしまった娘は果たして「得した」と言えるのか。肉を切らせて骨を切るどころか骨もちょっと切られてるレベルだと思う。

末男一家だけは綺麗描こうとしていたみたいだけど、どんな理由を付けても「生活苦の兄に2000万の借金を押し付けて失踪する妹」なんてどうあがいてもドクズだしこれを「妹は兄を信頼していただけ」「兄を裏切ったりはしてない」と終始擁護する雰囲気が気持ち悪かった。自分が借金押し付けられた側ならこんな擁護する人ごと縁切りすると思う。
蟻の棲み家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻の棲み家 (新潮文庫)より
4101033412
No.45:
(1pt)

そこまでやるかな?

どんでん返しとはラストのダラダラのあれだけ?犯人も真犯人もそこまでやるかいなと思いました、帯のどんでん返しを期待していただけに拍子抜けのオチが非常に残念
蟻の棲み家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻の棲み家 (新潮文庫)より
4101033412
No.44:
(2pt)

オビの煽り文句は要らない

殺人事件の犯人は、借金を背負う貧困家庭出身の末男なのか、有名大学に通う医者の息子翼なのか。

主人公はこの事件を追うフリーライター木部美智子。

美智子と情報をやり取りするのは雑誌の編集長とテレビの報道番組のスタッフと警察。情報があっちこっち飛び交ってややこしい。

そして雑誌とテレビはともかく警察はライターに情報漏らし過ぎではないのか?と思った。

帯に書かれた「ミステリー史上に燦然と輝くラストのどんでん返し!」な終わり方も、これで良いのか?とモヤモヤが止まらない。
蟻の棲み家 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:蟻の棲み家 (新潮文庫)より
4101033412



その他、Amazon書評・レビューが 48件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク