野火の夜
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
野火の夜の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あと一つのめり込めない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「暴風雨は、船のマストを折り、大きな船を転覆させる」・・・今どきマストとか言われてもヨットぐらいしか思い浮かばない。「というワードは、視聴者の耳に焼き付いた」・・・耳に「焼き付く」ってのもなんかねえ。言葉使いや形容が私には居心地わるく、物語に入り込めず早々にギブアップ。でも、人気の作家らしいので、はまる人にははまるのでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半で、原発推進派やら国家権力やらの文言がでてきて、おやおやずいぶん大きな話になりそうだな、と思いました。国家権力と闘うジャーナリストのお話は読みたくなかったので。 でも違いました。 望月諒子さん、骨太でほんとうにいい作家さんです。直木賞とってほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろかった、またしても。おそらく一気読みしたくなるから、予定のない日を選んで読んだ。こんなに満足できるエンタメ小説はなかなかないと思う。この作者、北欧かドイツに生まれていれば、もっと読者が増えたかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
望月諒子の小説の読者になるのは努力を要する。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読むように、登場人物の名前、人間関係をしっかりメモを取り、途中で何度も参照することになる。頻出する場面の転換が、読むスピードを超えて進むこともある。 しかし、読後には満足感がある。ドストエフスキーが18世紀ロシアの滅びゆく貴族社会を背景に人間の愛憎、社会の変化を的確に描いたように、望月はその舞台を日本の地方の貧しい漁村を舞台に設定する。そこに演じられる普遍的な人間ドラマを、地方から東京へ、東京から地方へ、自由に行き来させる。時に時代も超える。 この小説は「血のついた旧五千円札が大量に見つかる」という魅力的なエピソードで始まる。それを多少のぎくしゃく感はあるものの、謎解きミステリーとしてまとめ上げるのは、いつもながらの望月の腕だろう。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|