哄う北斎
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クリムトの絵画売買と北斎の肉筆画を巡る、筆者お得意の絵画ミステリー第三弾。 フェノロサコレクションを巡る歴史や謎、日本美術界の問題点なども、知識がない読者でも分かり易く、繰り返し記述されています。 但し、物語の設定も凝っていると思うのに、それが騙し騙されるコンゲームとしての魅力に活かし切れていないように感じました。 | ||||
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始めのうちは古美術品の真贋の不確実性や日本の閉鎖的な古美術業界の裏話など、興味深く読んでいた。しかし 途中から脇道にそれたりウロウロしたり、行きつ戻りつして物語がどこへ向かっているのだろうか。まるで猫がじ ゃらけて、こんがらかった毛糸のよう。くど過ぎる筆致に心が折れそうだった。 素人は古美術品には手を出さない方が無難。どうしてもと言うなら美術館での鑑賞で我慢すべし・・・という教 訓の様。 ―9月13日追記― 2020年9月5日(土)~11月15日(日)、信州小布施 北斎館にて「生誕260年記念 北斎 視覚のマジック」が 開催されています。新発見肉筆自画像が展示されるとのことです。 | ||||
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この著者お手の物の美術ミステリー。突然出現した、盗難にあったはずのクリムトの作品。その真贋をめぐり画商、美術評論家、投資家などが演じるのちょっとドタバタめいた喜劇から物語は始まる。過去の作品に登場する人物が、主役級からちょい役に至るまでたくさん登場するのはこの著者の愛読者にとっては楽しいものだ。もっとも望月作品が初めての読者にも、障害なくすいすい読める。 話は飛んで、明治のころ海外に流出した葛飾北斎の華麗な肉筆画が、ひそかに日本に戻ってきたといううわさが流れる‥‥ これでもかというほど話題を詰め込み、スピード感のある展開はまさにテーマパークのアトラクションみたいで。目移りがするほどだ。ミステリー仕立ても、なかなかのもの。 ストーリーには関係ないものの、美術史に関するところに、小さな間違いが複数あり、星を一つ減らして、4つ。 | ||||
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