ブラックウェルに憧れて 四人の女性医師
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小説では以下の五人が登場するけど、共通点としては ・男性医師の多くが取得する専門医など、キャリアアップに興味なし ・当直、夜中の呼び出し、重症対応、救急救命、僻地勤務などの、社会に必要だけどツラい仕事はしない ・自分を反省せず、他責性が強い ・基本的な医学知識の欠如 ・医学研究や論文に興味なし(教授の城之内が、かろうじて学会発表する程度) 同業者から見れば「やはり女性減点は必要悪だった」と思わせるような女医群像でした。ちなみに、著者自身も専門医/博士号は取らず、老人病院で小説が書けるレベルのマッタリ勤務のようですね。こういう卒業生が多かったせいか、東海大医学部の社会人編入制度は「3年次から40名」→「1年次から10名」と大幅縮小されました。以下、各々の女医についての問題点 眼科医仁美:生理休暇をしょっちゅう取ったら後輩男性が仕事で抜擢され、「大学病院は女を捨てないと認められない」と嘆き、同僚に生理休暇をカバーしてもらった感謝の念は全くなし フリー内科医早紀:検診会場に遅刻して男性事務員に注意され、検診中に一人の患者と話し込んだら「遅い」と男性上司に注意され、「男社会の壁」を嘆く エスコートドクター恵子:旅行に同行中の患者が脱水になり空港で点滴するが「地方空港は設備がショボい」と嘆く…一対一管理なのだから、患者が倒れる前に経口での補水を促すべき NICUチーフ恵子:500gの未熟児が産まれたら(しかも帝王切開にしていない!)、まず点滴を取って気管内挿管はしない!!…蘇生のABCを知らず、人工呼吸器を扱えず、こんなチーフの居るNICUがあれば障害児だらけになってしまうだろう 女性教授城之内:全く研究活動しない、かろうじて学会発表する程度、男子医学生に「タナボタ教授」と呼ばれて、「男のジェラシーは怖い」と嘆く | ||||
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解剖で細い、白い神経を切らずに剝離するのが難しかった。単位を落としたら医者になれないと思いました。 | ||||
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日本社会の問題点が表現されています。性差・男中心、それによる政治政策 | ||||
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女性医師の苦境は決して大げさではなく、現実として起こっている問題をふんだんに盛り込んで、医療現場の中身を訴えつつも、選ぶ道はひとつではないことを自分自身で考える医師たちにはエールを送らずにはいられない。そんな中堅女性医師を育てた女性教授の定年そして男女医学生への贈る言葉…胸に刺さりました。こんなかっこいい女性になりたい! | ||||
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NHKで拝見してお人柄に惹かれてファンになりました。 | ||||
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