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野火の夜
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野火の夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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あと一つのめり込めない。 | ||||
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「暴風雨は、船のマストを折り、大きな船を転覆させる」・・・今どきマストとか言われてもヨットぐらいしか思い浮かばない。「というワードは、視聴者の耳に焼き付いた」・・・耳に「焼き付く」ってのもなんかねえ。言葉使いや形容が私には居心地わるく、物語に入り込めず早々にギブアップ。でも、人気の作家らしいので、はまる人にははまるのでしょうね。 | ||||
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前半で、原発推進派やら国家権力やらの文言がでてきて、おやおやずいぶん大きな話になりそうだな、と思いました。国家権力と闘うジャーナリストのお話は読みたくなかったので。 でも違いました。 望月諒子さん、骨太でほんとうにいい作家さんです。直木賞とってほしい。 | ||||
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おもしろかった、またしても。おそらく一気読みしたくなるから、予定のない日を選んで読んだ。こんなに満足できるエンタメ小説はなかなかないと思う。この作者、北欧かドイツに生まれていれば、もっと読者が増えたかもしれない。 | ||||
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望月諒子の小説の読者になるのは努力を要する。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読むように、登場人物の名前、人間関係をしっかりメモを取り、途中で何度も参照することになる。頻出する場面の転換が、読むスピードを超えて進むこともある。 しかし、読後には満足感がある。ドストエフスキーが18世紀ロシアの滅びゆく貴族社会を背景に人間の愛憎、社会の変化を的確に描いたように、望月はその舞台を日本の地方の貧しい漁村を舞台に設定する。そこに演じられる普遍的な人間ドラマを、地方から東京へ、東京から地方へ、自由に行き来させる。時に時代も超える。 この小説は「血のついた旧五千円札が大量に見つかる」という魅力的なエピソードで始まる。それを多少のぎくしゃく感はあるものの、謎解きミステリーとしてまとめ上げるのは、いつもながらの望月の腕だろう。 | ||||
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木部美智子シリーズ、丸一日空にして読む。今回の場は私の田舎の近くでドキドキした。漁業の村。気の荒い親戚達を思い出した。そして閉鎖的。四国は日本ではなかったのかもと。最初のページで切なくなり、どんどん蝋燭の炎が大きくなり全て焼き尽くして何もなかったかのような、そのまやかしを正確に緻密に調べていく木部美智子。薄気味悪くなってきて途中でやめれなくなり癖になる。人の哀しみがリアルに胸に刺り、泣きたくもなる。こんな沢山の感情を剥き出しに感じれて、今回もありがとう望月先生♥︎ | ||||
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