潔白



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【この小説が収録されている参考書籍】
潔白
潔白 (幻冬舎文庫)
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初公開日(参考)2017年07月
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長編小説

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潔白 (幻冬舎文庫)

2019年10月09日 潔白 (幻冬舎文庫)

30年前に小樽で発生した母娘惨殺事件。死刑 がすでに執行済みにもかかわらず、被告の娘 が再審を請求した。娘の主張が認められれば、 国家は無実の人間を死刑台に追いやったこと になる。司法の威信を賭けて再審潰しにかか る検察と、ただひとつの真実を証明しようと 奔走する娘と弁護団。「権力vs.個人」の攻防を 迫真のリアリティで描く骨太ミステリ小説。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

潔白の総合評価:8.55/10点レビュー 51件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

最後の展開について


▼以下、ネタバレ感想

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部長
SGEH53OQ
No.1:
(9pt)

潔白の感想

DNA鑑定が信用に足りない時代の話で、それによる冤罪をテーマにした作品です。
しかも、死刑が執行された後の事であり、そんな冤罪をめぐる検察と、無念な死を遂げた父の汚名を晴らさんとする娘の戦いを描いた作品です。
高野和明氏の「13階段」とは、死刑執行前か後かの違いがありますが、こういう作品を読むと死刑判決ってやつの重さを感じますね。
読み応えがある作品です。

日本では、起訴された場合、その有罪率は99%を超えるらしい。
起訴、不起訴のふるいをかけるのは検察であり、要は検察が有罪だと判断したら、いくら無罪を主張してもその判決が覆される事はまずない事をその数字は示している。
ただ、こういう作品が世に数多く出ている事自体、検察の捜査能力に疑問を抱き問題提起したいと考えている人も少なからずいるのだろうなと想像してしまいますね。

梁山泊
MTNH2G0O
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.49:
(4pt)

【ネタばれあり】前半は相当なリアリティも...

途中まで実話かと思って読んでいました。相当なリアリティです。
ノンフィクションだとすれば色々なところから反感を買いそうですが...
登場人物に人間臭さがあってよいと思いました。
ただ、やはり最後はちょっとやりすぎたか?
一発目でよもや彼かと思わせたまではよかったんだけど。
真犯人は全くの第三者にしてひかりの対応を描いて欲しかったなと個人的には思います。
ちょっとやっつけ感ありましたね。めんどくさくなっちゃったのか?笑
前半はリアリィティあったのに、最後の最後でいきなり張りぼてっぽくなってしまって残念。
潔白Amazon書評・レビュー:潔白より
4344031385
No.48:
(5pt)

飯塚事件か?

獄中で無罪を訴えながらも叶うことなく死刑執行された遺族と検察との戦い
まさに今、世間の注目を浴び再審請求を求め続ける飯塚事件を彷彿とさせるストーリーに
引き込まれ いっきに読み終えた秀作でした
潔白Amazon書評・レビュー:潔白より
4344031385
No.47:
(5pt)

重いテーマとミステリーエンタメのバランスが絶妙

死刑冤罪という不可逆的なテーマを扱った本作。
最初から、最期まで重いテーマを掲げながら、タルむことなく展開。
文句なく面白かった。

袴田さんの事件なども、作中で出てくるのでフィクションとノンフィクションを混ぜており、
より深く思い内容である。
国家権力の横暴により、ひとりの無罪を主張する男が命を奪われる。
無罪を信じる娘と、弁護士などが再審を求め活動する。

感じたのは、DNA鑑定の恐ろしさ。科学的ゆえの盲目。
脇の緩いこの科学鑑定で、どれだけの冤罪が有罪になってきたのか。
裁判官、検察への憤りをもって読み進めるも、エンディングでミステリー要素を含んでいたんだと気づく。

この終盤の展開も秀逸。冤罪を起こす国家権力も最悪だが、一番は犯罪を起こし罪を償わないものである。袴田事件もそうだ。冤罪が晴れても、では真犯人はという疑問を残す。

冤罪とは、その犯罪に終止符を打ち、真犯人を決定的に取り逃がす最悪の手であることもわかる。
日本でも、冤罪が疑われる死刑がある。
本当にそれが冤罪だとしたら…。誰にでも、突然死刑囚になる可能性があるということになり。
震えるくらいの恐ろしさである。
潔白Amazon書評・レビュー:潔白より
4344031385
No.46:
(4pt)

日本の裁判の裏側が良く分かりました。

裁判制度の裏側を見事に描いています。
迫力があり大変面白い小説です。
潔白Amazon書評・レビュー:潔白より
4344031385
No.45:
(3pt)

正義はどこにあるのか?

袴田事件について詳しく知りたくなった。
骨太な内容。
司法とは、正義はどこにあるのか?何をもってして正義なのか、ということを深く考えさせられた。
潔白Amazon書評・レビュー:潔白より
4344031385



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