みずいらず



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    みずいらず
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    5.00pt ( 5max) / 3件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2025年11月
    分類

    長編小説

    閲覧回数167回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    みずいらず

    2025年11月07日 みずいらず

    「あぁ、やっぱ無理」 と思う前に読みたい令和の夫婦ドラマ 子連れ再婚、不妊治療、新婚すれ違い、 中高年「仮面夫婦」、熟年離婚危機……。 『正体』『悪い夏』でベストセラー 社会派ミステリの著者が描く、珠玉の愛の物語! 最近、夫が冷たくなった気がする。妻である自分にではない。子どもにだ。それも六歳の長男にだけ――。 佐藤綾子には離婚歴があり、前夫との間にできた子が長男の蓮だった。バツイチの綾子を受け入れてくれた年下の夫健太は、再婚当初は蓮と本当の親子のように仲が良かった。温かな家庭を取り戻したかのように思えたが、次男の楓が生まれてから生活が一変した。健太の蓮に対する愛情が微妙に薄れてきたのだ。それが原因で綾子の怒りが爆発し、夫婦喧嘩に発展することしばしば。 さらに蓮の小学校の担任から、発達障害である可能性を示唆され、綾子は憤慨してしまうが……(第一話「おかしいのはどっち」)。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    みずいらずの総合評価:10.00/10点レビュー 3件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.3:
    (5pt)

    「これなかったらどうやってご飯炊くのよ」

    夫婦生活を続けていれば、一度は「あるある」と感じるであろう夫婦間の問題を描いた短編小説集です。
    「バカの壁」を書かれた養老孟司さんがその著書の中で「結婚は頭が病に罹るからするもので、冷静に考えると、最も不合理なものだ。」というようなことを書かれています。
    かく言う先生も、結婚生活を50年以上続けておられるのですから、先生もこの頭の病が治っておられないようです。
    私もかれこれ30年以上も婚姻関係を続けているのだから、私の頭の病も治っていないようです。
    こんなことを思いながら前半の8作品を読むと、今となっては懐かしくてほっこりした気分にさせてくれました。
    そして、最後の9作品目「シングル」を読むと、ラストは読者それぞれが色々な思いを抱くことになるでしょう。
    結婚されている方もそうでない方も、新婚の方も長く連れ添ってきた方も、夫婦仲が良いかたもそうでない方も、夫婦ってこんなもんかなあと共感できる温かい作品だと思います。
    そして、最後の「シングル」のラストを味わってください。
    みずいらずAmazon書評・レビュー:みずいらずより
    B0FY4R4XLJ
    No.2:
    (5pt)

    大好きな作家さん

    短編で読みやすいです。
    いつ誰に起こってもおかしくない家庭での問題9話。
    染井さんの心理描写は繊細で、うるっとしてしまうセリフもチラホラ。
    当たり前になっている家族への感謝を気づかせてくれる作品です。
    みずいらずAmazon書評・レビュー:みずいらずより
    B0FY4R4XLJ
    No.1:
    (5pt)

    当事者の夫婦にしかわからない「私たち、もうダメかも」という事情。でも最後には、一抹の光明が。

    夫婦が主体の、9つの小話から成る小説です。
    最後の「シングル」を除き、1~8話では、様々な環境の夫婦が、各家庭固有の悩みゆえに「私たちはもう一緒にやっていけないかも」と悲観的になってしまうシチュエーションから話は始まります。

    今回の小話はどれも、一見「確かに、別れたほうがいいのかもね」とも思えなくもないつらい状況なのですが、最後に一筋の希望が見えるような、暖かな結末が待っています。
    しかも、それぞれの小話には前の話の登場人物が一部、つながるような形で出てきていて、それもこの小説の面白いところです。

    特に興味深いのは、最後、9話目にでてくる「シングル」という話。
    ここだけは、夫婦の話ではなく、主人公が染谷和人という40歳の小説家。
    なんというか、作者に状況が似ていて??
    この本が書かれた経緯が想像できてしまう内容になっています。上手いなぁ。

    染井為人さんの小説を読んだことのある方は分かると思いますが、そもそもこの方は普段は1冊にわたる長編を書いていますし、内容もどちらかというとダークな社会問題をベースにした殺人、脅迫、暴力などが描かれていることが多く、それを想定しながら読むと、今回は一体どうしたのだろう??と思わず首をひねってしまうかもしれません。

    染井為人さんの小説はいままでどれもインパクトが強い内容でしたが、この本からは「イメチェン」のような印象を受けました。
    内容も面白く、あっという間に読み終えてしまいました。
    みずいらずAmazon書評・レビュー:みずいらずより
    B0FY4R4XLJ



    その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク