啼かない鳥は空に溺れる
- 虐待 (178)
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虐待だけが毒親じゃない、こんな思いをしてる母親や娘が沢山いるのだと思う | ||||
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自分が昔から抱えていた思いや、母親の言動などがリアルすぎて、普段はそんなことないのに感情移入して1日で読んでしまった。 文章も綺麗でさらっと読めてしまうが、千遥の物語の最後があまりに不便だったので一つ星を減らしました。 | ||||
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娘、母、両方の立場を経験して、客観的に振り返って読めばこの作品の良さがわかると思う。 現在進行形の状態では、どちらかの我儘に見える。 距離は保たねばならないし、愛は伝えなければいけない。 物語の2人の主人公の母は、良くも悪くも過干渉に思えた。 | ||||
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とても面白くて一気に読みました。不思議なことに対照的な二人の娘の両方に共感できました。自分の母親が両方の母親を足して二で割ったような感じだからもしれません。 小説を読むといつも思うんですが、締め括るって難しいのですね。 最終章前までとても面白いんですが、最後はえ、これで終わり?って感じがしました。 続編がありそうな雰囲気を醸し出しているので、その後は読者の想像に任せるということなのでしょうか。 千遥のような育ち方をしてああいう自立心の強い女性に育つことは実際にはないんじゃないか、と個人的には思いました。実家から出たい一心で東京の女子大に進学したところまではリアルだなと思いましたが、千遥のように育つと精神的に安定感がなく、自分を愛し甘えさせてくれる人を求めてもっと不安定になるんじゃないかと思いました。愛人には経済的援助だけを求めて、精神的な空虚を埋める存在を必要としてなかった(ミハルが多少その役割を担っていたかもしれませんが)部分に違和感を持ちました。 後書きに両方の母親の立場に立ったものの見方が提示されてますが、千遥の母親も母なりに愛したのでは、という考えにはついていけないと思いました。千遥の母親の場合、やってることも浴びせた暴言も完全に虐待だと思います。千遥の方の一方的な被害妄想だったということはあり得ません。後半、何故自分をあんなに嫌ったのか、と母親に聞くシーンがありますが、それに対する応えはありませんでした。千遥が幼い頃に姑との関係に参って入院した、という情報があり、それが何かしらこの母親の闇に関係しているのか、と思いましたがそれ以上の展開がなかったのが残念でした。 なんでそんな母親になってしまったのか、という母親側の闇の要因がもう少し描かれていたら、もっと深い味わいがあったかもしれません。 この二人の娘の将来に本当の意味での母からの自立と個人の幸せがあって欲しい!と切に思いました。 | ||||
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答えも解決法もない問題ですが、ついこのようなテーマの本を手に取ってしまいます。逢坂みえこさんの「お母さんとご一緒」を思い出しました。 ラスト、あぁ~、母親って懲りない、ホントに懲りない、変わらない、もうどうしようもない得体のしれない生き物だ、ってことが改めて感じられ、やるせない気持ちになりました。 しかし、私は娘の立場で読んでますが、母親の立場だったらどう思うんだろう? 大体本気で悩まされるのは娘だから、娘の意見や感じかたはネット上にもあふれてますが、あの得体のしれない生き物は、どう感じてるんだろう?そういう本があったら読みたい。 | ||||
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