(短編集)
赤い刻印
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
赤い刻印の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は長岡弘樹の短編集「傍聞き」を非常に質の高いミステリーだと思っている。本書「赤い刻印」は表題作で「傍聞き」で 主人公を務めた母娘が再登場する。この表題作だけでなく、本書に収められた4作品とも長岡らしい綿密なストーリー 展開と十分な意外性を持た結末で読む者を驚かせるはずだ。巻末の解説にも触れられているように、この4作品には シングルマザー、自殺、不治の病、老々介護など現代日本が抱える社会問題を背景にしながら、幸せから見放された 人々に対する長岡のあふれんばかりの愛情が注がれた作品群となっている。作品の中で散りばめられた伏線が 最後に見事に結びついてくる快感と驚きは最上級のエンターテインメントである証左である。珠玉の短編集と言っていい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前、著者の「傍聞き」を読んで推理小説なのに全く憎悪とか恐怖感などがなく爽快な作品である、と強く印象に残っていた。 本作品(短編集)も恐怖感などは全くないながらも、十分に推理・ミステリーファンである私を楽しませてくれる作品であった。今後もこうした作品を描き「怖くないミステリー」を読みたくなった際に楽しませて欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長岡弘樹に読みきりやすい推理短編集を書かせたら最高です。 あっという間に読み切ってしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編ミステリー。医学知識盛り沢山だが、決して嫌みはなく、巧みにミステリーと絡め物語を展開する。冒頭の「赤い刻印」は読み終わりに心穏やかにさせてくれる。秘薬はストーリーとしては面白いが薬学知識がなければ答えには絶対に行き着かないが、それはそれでありかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長岡作品は初めて読んだが、文体は平易で非常に読みやすい。但し、淡々とし過ぎるきらいもあるので、もう少しミステリ度を深化させれば、さらに良い作品ができると思う。今後に期待したい。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|