陽だまりの偽り
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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今や『このミス』の常連となりつつあるミステリ作家長岡弘樹氏。本書は彼のデビュー作が収められた短編集である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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推理小説の短編の名手 長岡 弘樹の作品 ”傍聞き”でのすばらしい書きっぷりで 熱烈なファンを歓喜させた筆者の その発表3年前の作品で 同じような短編集。この作家の良いところは 短編でありながら長編に勝るとも劣らない スリルとサスペンス満載で 作品により 背景 狙いや 展開も 異なり 作品ごとに とても楽しめます。 また 作風が読みやすく 肩を張らず 楽しめます。 また 作中に 必ず 親子愛や 家族愛 が ベースになったものも多く 読んだ後に 暖かい気持ちにさせられます。大した作家です。 | ||||
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私は、この著者の短編集「傍聞き」を読み、なんと切れ味の鋭い短編集かと感嘆した。今回の「陽だまりの偽り」は、その「傍聞き」 よりも前に書かれた短編集。全般的なレベルとして、どうしても「傍聞き」には及ばないと思うが、それでもかなりハイレベルな短編集で あることは間違いない。一般人の身の回りに起こりうる事故や犯罪などをテーマに、病や老い、出世欲、などから醸し出される人間の 弱さをすべてミステリーとして描いていく。すべての作品において、状況設定、ストーリーどれをとっても一流だ。きちっとプロットを工夫し、 切れ味の鋭い「落ち」を用意してくれてもいる。私は、本書に収められている作品の中では、表題作「陽だまりの偽り」が一番 好きだ。段々進行する自分の痴呆を隠すべく、狂言ひったくりを演じようとする老人が描かれるが、意外なストーリーの展開とラストの 優しい落ちが感動的だ。ほかの作品もいい。横山秀夫がなかなか次作を出してくれない中で、今間違いなくミステリー短編の第一人者は、 この長岡弘樹であると思う。 | ||||
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ペーソス感が至極のミステリー小説、読後感がやられた―という満足感、評判どうりの期待される小説家です。この本と出会えて感謝です。 | ||||
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どの話も、だから何なのよ?と聞きたくなるような結末だと思う。 | ||||
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時間つぶしに短編集を、と何冊か購入したうちの1冊です。が、ひねりが効いていて一番面白かった。 予想通りのものあり、思いがけない展開のものあり。 ちょっと、子供たちが健気で親たちが情けなさすぎる気がするが・・・ オトナになると、しがらみや妙なプライドのせいで自己保身に走ってしまう浅ましさが哀しい。 長岡弘樹の作品は初めて読んだが、これから他の作品も全て読みたいと思う。 | ||||
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