悪母
- いじめ (47)
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ママ友、自分自身に縁はないがさまざまな人間関係がある中でそれは子供というかけがえのない存在を介しているだけにややこしいだろうなと容易に想像がつく。いわば子供は「人質」だからだ。子供も親も仲がよいなんて理想でしかないだろうし、そりが合わなくても切るに切れない人間関係はある程度子供が成長し独り立ちするまではイヤでも まとわりついてくる。自分の好きに切ったり切られたりできないのも辛いところだ。誰が味方で誰が敵なのか、本当に信頼できるママともは誰なのか、子供の成長にしたがってママともたちとの関係も変わってくるのだが主人公が最後に友情を結ぶ相手が最初に嫌がらせをしていたママで、悪意の連鎖がまた新たな標的を攻撃してゆくのだろうと思わせる結末・・そこに横たわっているのは底知れない恐怖と新たな展開。。。微妙に変化するママ友たちの人間関係を追うのも面白いしママともたちの会話もリアルでママ達の個性を引き立たせている。この小説もイヤミスの傑作。しみじみ思うのはこんな複雑な人間関係を持たなくてほんとによかった・・ということ。日々ママともたちとのおつきあいに疲れている世のママ達には共感と戦慄を感じさせる作品なのではないだろうか・・ | ||||
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ママ会の中で一番厄介なのは代弁者まじりの腰巾着 | ||||
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おもしろい! うーん、こういう人いるいる! リアル! 小さいお子さんのいる方、 読んでみてください。 ここに出て来るのは 悪母ではなく どこにでもいる、フツーの母親ですから。 誰だって、自分の子が一番。 我が子のためなら、 他人なんて、蹴落とす、蹴落とす。 普通ですね、今の世の中。 それを平然と態度と行動で示すか 密かに心の中で画策するか その違いだけですから。 きれいごとじゃないです、 子育ては。 | ||||
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主人公は「悪気はない」というのをいいことに?結構図々しい人だなと思いながら 読み進めていました。主人公を私は「なかなかの自分本位」と思ってしまったので、著者の春口氏自身も そういう人なんだろうかとまで思っていた。 でも、最後の章ではきっちり落とし前をつけてくれていたので、すっきりしました。 主人公の考え方をどちらかというと肯定的にずっと描かれていた(ような気がする)ので 私の受け止め方がイケズなんだろうかと思っていたけど、こういう「私は悪くない、だって~」な感じの奈江サン、自分で蒔いた種は責任をもってね!とすっきりしました。 | ||||
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結婚に憧れを持つ女性は多いです。しかしできたらできたで色々ある。ましてや昨今は携帯が普及。ラインなどで必要以上に連絡を取り合ってしまうなどの習慣が余計事態を面倒にしている。携帯などがなかった時代に母になり子育てを終えた方は運がよかったと言えるかも。今は携帯が普及だけして、適切な使用法とかはまだ一般に広がっていない。本当に恐ろしい情報化社会。誰でも情報を発信できて、悪意のある卑劣なものでも罰せられる事はほとんどない。 ママ友というのは厄介で、ママ同士本人同士の見栄の張り合いのみならず、子や夫、収入とかまで無意識のうちに比べ合い、無駄に疲弊している。人付き合いが本当は嫌いでも一人になる勇気はなく、ついラインやらに振り回される。 我が子が可愛い為にした行為が裏目に出たりそもそも母になっても自分の事しか考えられなかったり。子供が子供を産んだと云える精神的に幼い母が情報化社会で生きる。過酷です。問題が深刻化して対策が取られるまでラインやSNSの影響に苦しめられる人は後を絶たないでしょう。 | ||||
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