LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花
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家庭か仕事かじゃなく、両方とも大事。 幸せの基準は、どこにあるのか? 人により違うものを、画一的に決めこみ、あの子の為と言いながら、我を通し突き進む。 単なる自己満足でしかないものを。 婚姻することが「道義」であり、未婚を「不義」と称し、死してなお同衾を求める。 時代の流れと共に、人の意識、考え方も変遷することはやむなし。 婚姻したからって、幸せになれるものではない。 相手が幸せを運んでくれると思っていれば、不幸にしかなれない。 幸せとは、「なる」ものではなく、「感じる」ものだから。 お互いに我を主張するよりも、すり合わせ。 譲り合いが。 夫婦でいることに疲れたなら、離婚すれば、いいじゃん。 お互いに我慢するよりも、よほど建設的。 | ||||
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どの作品を読んでも思うのだが内藤さんは本当に人の心の描写が巧みだ。憑依作家の作品も書いておられるけど、内藤さん自身が実は憑依作家なんじゃないかと思ってしまう。それくらい主人公やその他の人々の心理描写が真に迫っているので作品への没入感が半端ない。怒り、悲しみ、安らぎ、恐れ等々色々な感情を追体験できる。 これからも清花の活躍に期待しています。 | ||||
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一作目である前作には主人公の仕事と家庭での失意や、転任した部署のその捜査や逮捕をしない立場に抱いた違和感から、いまひとつ話に興が乗らなかったが、一転して本作ではまるで猟奇殺人を匂わせて犯罪と風習の境界に位置する様な事件?の有り様とそれに対する彼らの警察官ならぬ探偵の様なアプローチの仕方が自然で興味深く読ませて頂いた。いまだ仕事と家族の優先順位に悩む気持ちも払拭しきれない主人公だが、毎回新しい気付きに自分をアップデートする彼女をこれからも応援したいと感じている。 | ||||
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期待通り | ||||
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著者の作品はずっと「角川ホラー文庫」から出ているが、前作の堀北恵平シリーズに続きホラー要素は薄めで、この鳴瀬清花シリーズもファンタジーの方に振られている感じだ。でも、明るく夢があるのでなく暗い、ダークファンタジーの方ね。 青森の山間部に建つかつての豪商の住まいが火事で焼失。余命を知った老境の現当主の焼身自殺と思しく、残された土蔵から見つかったのは14体の等身大の花嫁人形……。 事件の様相は一見猟奇的ながら、その真相はどこか悲しい。「人間の○○」というモチーフには、京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』を連想する読者もいるだろう。にしても「冥婚(死者の結婚)」ねぇ。土俗的な風習として今もあって不思議はないと思うし、本作で描かれているようなことが仮に現実になったところで怪しからんとは思わない。とは云え、法的には遺体損壊以外の何物でもなく、人の振舞いとしてちょっとばかり微妙なので、物語の舞台は「A県」とか架空の名前にしておいた方が無難だったのではないか? 考え過ぎかも知れないけれど、不快に感じて抗議する青森県人が居るかも知れないぞ。 ヒロイン・鳴瀬清花のキャラクターは大分こなれてきた。 感情の行き違いで離婚はしても、ひとり娘のことを慮って(元)夫との同居は継続、同じ家には(まだ離婚した事実を告げていない)義母もいるという、傍目にはハラハラしそうなシチュエーションである。でも犯罪捜査の第一線から外れたせいで時間的にも精神的にも余裕ができ、新しい職場でよい仲間を得て性格面の力みもとれ、このまま上手くすれば元夫とこっそり復縁するのかも……と期待してしまう。なんだか本筋のストーリーよりヒロインのプライベートの行方が気になるのであった。本末転倒ではあるが、それも本筋の方に余りひねりがないせいだ。潜入捜査と云いながら、スパイ行為ほどの大袈裟なこともないわけでさ。割と簡単にことの真相にたどり着くのもご愛敬か。それで星ひとつ減点。 | ||||
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