謎の香りはパン屋から
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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2024年度の宝島社の『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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(a) パン屋でアルバイトする大学生が、店で起こるほんのちょっとした謎を解決するストーリーです。5種類のパンの名を冠した5話のストーリーから成る本です。 (b) ただ、謎と言ってもほんとうに些細な案件で、1話読み終えても「これだけ?」と思ってしまいます。ほとんどの紙幅を周りのアルバイト店員や店長や職員さんとのやりとりで費やしているのでミステリー要素はとても希薄です。なので、「このミステリーがすごい」大賞の作品なのですが、正直「すごい」作品とは思いません。 (c) 巻末に、3人の選者の選評が掲載されていますが、これを読んでも、特徴のハッキリした他の作品に何らかの難があって、結局、消去法でこの作品が選ばれたことが伝わってきます。 (d) 良くも悪くもミステリー要素の薄い、ふんわりとした空気感の本です。最終話あたりは上手にまとめており、読後感は悪くない本なので読んでもいいかもしれませんが、ぜひ読むべき本とまでは言えない本と思います。 PS)このタイプの本であれば、古い本ですが、近藤史恵さんの「タルトタタンの夢」「ヴァンショーをあなたに」「マカロンはマカロン」のシリーズをお薦めします。 | ||||
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興味があって読みましたがよかったです。やはり人ですね。 | ||||
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読後にまず出た言葉が「これで1500円(税抜き)か……」だった。 文庫だったら、後悔も少なかったかもしれないが、ちょっと内容に対しての値段が高すぎる。 パンが食べたくなったという評価があるが、そんなに美味しそうなパンの描写があっただろうか? 違うグルメ系の小説を読むといい。 どの話も特にパン屋でなくてもいいなと思い読み進めていた。 唯一パン屋でないと無理かなと思ったのは、正社員さんの謎くらいか。 また主人公があまりにも友人を追い詰めすぎる部分が鼻についた。 「もしかして、○○してた?」くらいで済ませて、「なんでわかったの?」と質問されたときに初めて推理を披露するのが友情を壊さないのではないか? こんな追い詰め方をされたら距離を置かれるレベルだと感じるし、私はその友人に同情さえしてしまった。 そもそも「大学生が、値引きクーポンを使わないはずがない」というのは作者の思い込みにすぎない。 その部分を読んだとき「はぁ?なに言ってんだ、この主人公、バカか?」と思ってしまった。 値引きクーポンを使用したとしても、某アイスクリームショップのアイスは高いので、お金がないなら買うことすらできないという選択肢がある。 特に推し活をしており、バイトをして活動費(もしくは生活費)を稼いでいるのであれば、なおさら「買わない。我慢する」という選択肢が出てくるはずだ。 そういう違和感を抱かせた時点で、ミステリーとしては破綻している。 最後のほうで主人公が感慨深げに「最近、あまり会わなくなった」親友に思いを馳せているシーンがあるが、親友が完全に主人公と縁を切ろうとしているとしか思えず、共感できない。 ミステリー作品に慣れている人なら、どの短編も途中、もしくは冒頭でネタがわかるので、そこも残念。 途中で投げだそうかと思ったが、読みやすくはあったので最後まで読めた。 ただし私は読書スピードが遅いうえに、そこに「おもしろくない」の感情が上乗せされて4時間以上かかったが。 そう考えると、なにを思って大賞として推したのか理解できないなとも思えた。 確かに読みやすいし、謎は優しく読後感は良いほうだとは思うが、謎が易しすぎるのと、個人的に主人公に肩入れできない点が問題だった。 重版されているので、もしかしたら続編の話なども出ているかもしれないが、私は絶対に買わない。 別作品が刊行されたとしても、このレベルの作家であるなら、1500円では手を出さない。 購入して後悔させられた本は多いが、これもその一つ。 なんとも残念でしかない。 大賞は「該当者なし」でよかったのではないかと思う。 | ||||
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パン屋のバイトをしている大学生が周りの人々の不自然な行動や言動を見てその意図を読むといった内容になります 比較的現代的でVtuberのような若者に馴染みのあるものも登場します 参考図書を見るとパンに関するものが何冊も挙がっており、作中でもパンの雑学が随所に散りばめられています 私自身はそれほどミステリーを多く読まず、文学的な素養はなく、小説から学びを得ようという態度をとっているわけでもないですが読みやすさと癖のなさから星4としました 後書きみたいなところに他の選考作品との比較が載っていました。うろ覚えですが本作は尖ってはいないが癖のなさが評価されていたような気がしますね。 最後に、パンが食べたくなるので夜読むのは避けたほうが良いかもしれません | ||||
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殺人事件の無いミステリーは新鮮で面白かったです! | ||||
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