バスカヴィル館の殺人



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初公開日(参考)2025年01月
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長編小説

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バスカヴィル館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2025年01月08日 バスカヴィル館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

「探偵になりたい」という金持ちの夢を叶えるため、実際に殺人事件を起こし推理ゲームを提供する企業がある。絶海の孤島でいつものように始まったゲーム。犯人役を命じられた凛子は怯えながら初めての殺人を犯すが、発見された死体は彼女が殺した人物とは別人のものだった。度重なる不測の事態と、ゲームを妨害する第三者の影。ゲームは無事終わるのか!?(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

バスカヴィル館の殺人の総合評価:4.33/10点レビュー 3件。Dランク


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No.2:
(1pt)

バスカヴィル館の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

バスカヴィル館の殺人の感想

『奇岩館の殺人』に続くシリーズ2作目。本書は1作目の読書を前提とした作りの為、前作の読書は必須です。

前作に続くリアル・マーダー・ミステリーを題材にしたミステリ作品。
マーダー・ミステリーを用いている為、事件の構造レイヤーが多層的で面白い。事件現場、それを演じる層、etc...といったかなり凝った作りになっているのが特徴。舞台の新しさだけでなく、そうした形式を巧みに活かした見事なミステリとして、とても面白く読むことができました。
一方で、やや複雑な内容であるうえに、事件の見立てに海外古典ミステリが題材として使われているため、これらにあまりなじみのない方には難しく感じられ、楽しみにくいかもしれません。かなりマニアックな要素もありますが、作中で取り上げられている海外古典ミステリを読んでいる方には、思わずニヤリとする見立てがあり、より深く楽しめる内容となっています。
帯にあるので書きますが題材は『Xの悲劇』 『黒死荘の殺人』 『ナイルに死す』に見立てた殺人です。

一番感銘を受けたのは、ネタバレ感想であっても古典作品の重大なネタバレになる為に書けない、ある題材が用いられていることです。気づかれなくても作品として問題はなく、古典読者にだけ気づける要素という遊び心で、それが何かは明言できないもどかしさがあります。何故この作品群を選んだのか。作中で脚本を手掛けた田中(もしくは作者)のこだわりの想い、ちゃんと気づけたと思います。作品内の登場人物達にミステリ好きの想いを語らせていますが、そのマニアックさがちゃんと活かされている構成が見事。ラストの真相も素晴らしいです。自分の好みに非常に刺さる、大変満足度の高い一作でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(2pt)

凝った設定のせいもあり、話が分かりづらかったです。

話の設定が非常に凝っていて、ややこしく、往生いたしました。歳とって頭がボケてきたんかな。ミステリは昔から好きで結構読んできたと思うのですが、これはちと、いや、かなりしんどかったです。
「今、自分は、目の前で起きている出来事の意味をきちんと理解できているのだろうか?」
読んでいて何度もそんな思いに囚われて、すごくもどかしい気持ちがしましたね。

それと、前作にあたる著者の『奇岩館の殺人』を読んだ後に本作品に向かったほうが良いかと思います。私はそうせず、いきなり本書を手にとって読み始めたので、作品の趣向を掴むのに苦労しました。そのことも、本書の面白味を十分に理解できない要因になったかと思われるからです。

あと、文庫本のイラストが意味不明です。この女性は、一体、誰をイメージしたものなんだろう。本作品の登場人物の誰と特定していない、単なるイメージキャラなのかなあ。読み終えた今でも、うーむと首をひねっています。
バスカヴィル館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:バスカヴィル館の殺人 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299059441



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