ネジ式ザゼツキー
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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読むのがしんどかった。序盤から中盤にかけて、よくわからないものを読まされている感じ。 | ||||
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スウェーデンのウプサラ大学で脳の研究を続ける御手洗の許にエゴン・マーカットという患者が訪れる。彼は記憶障害を患っており、記憶を一定時間保つ事が出来ないのだ。 | ||||
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島田御大の作品はこれまで数多く読んできましたが、その中で最低の評価をしたのが「眩暈」 | ||||
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これぞ島田荘司!というべき傑作じゃないでしょうか。この謎のメイントリック?と言うか、どうしてこうなったのか、という説明部分を読むと慣れない方はひっくり返って怒り出すかもしれませんが、これが島田荘司です。最高です。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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島田荘司氏の御手洗ものの講談社ノベルス初の描き下ろし作品だ。 御手洗は今回はほぼ安楽椅子状態で主人公の精神分析と童話のみから真相を暴き出す。 このノベルス版はメインパートが横書き一段組みで右から読んでいくというよく分からない体裁になっていて、童話パートが通常の縦書き二段組みになっている。 不可解な幻想に隠された真実を見出すという構成は御手洗ものの眩暈と同パターンだが、眩暈ほどは悪夢的ではなく、読後も爽やかな印象である。 メインの殺人のトリック的にはさほど大したものでもないが、そこからこれだけの大風呂敷を広げる島田氏ならではのストーリー構成力が見事である。 | ||||
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御手洗シリーズは全部読んでるわけじゃないですが、いや、これは最高傑作の一つですよ。 とてもトリッキーな構成で、実は推理小説としての完成度が高い。 この作品は2つのパートに分けられます。 1. 記憶喪失の男が書いた意味不明な小説から、実際に起きた殺人事件の存在を明らかにする。 2. 殺人事件の細部が明らかになった後で、改めて事件の真相を解き明かす。 「1」の部分は、毀誉褒貶があるようです。御手洗による謎解きは確かに強引なんですが、まあ普通に読みすすめればOK。 問題は「2」で、こちらはちゃんと、読者が推理して真相を当てられます。 ラストは、作中人物のセリフにある「まるで世界一周の旅をしたみたいだった!」の通り、深い満足感が得られます。 完璧な作品ではないですが、御手洗シリーズのファンなら絶対に見逃せない作品です。 | ||||
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荒唐無稽なファンタジー「タンジール蜜柑共和国への帰還」。 この一編を抜き出して読んでも楽しめます。 ミタライは記憶障害者がものした「タンジール...」やラモス元刑事の証言などから 例によって超絶推理を働かせ三十年前の事件の真相を言い当てます。 死体の首が切断され、頭部には雄ネジが、胴部には雌ネジが組み込まれているという 一見猟奇的な殺人事件を、ミタライは狂人やサイコパスの仕業ではないと帰結し、 犯人のやむにやまれぬ事情を見抜いてしまいます。 狂気と常識の落差が何ともいえぬカタルシスを呼びます。 本書でも島田先生のとんでもない発想が見られる反面、弱者に対する労わり、 心根のやさしさが溢れているといえるだろう。 | ||||
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『アトポス』や『眩暈』などに続く大型の奇想ミステリーといったところ。作中人物による童話を足掛かりにした妄想的な大風呂敷を強引にたたみ込んでいくスタイルで、筆力は昔とさほど変わらぬものの、あちこちに無理がうかがえ、読後のカタルシスもあまりなかった。残念といえば残念。 | ||||
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魅力的な謎を作るためにはある程度の無理は必要だが、この作品はいささかやりすぎである あれほど無茶にこじつけていいのなら、人が目からビームを出したり口からミサイルを発射することさえ リアルの話として解決できてしまう そして現実の事件も今更ではあるがいささか偶然に頼りすぎなのが困りどころ もう少し犯人には頑張ってもらいたいものだ ファンが優しい目で読むならそれなりに楽しめる作品 | ||||
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