ぼくが愛したゴウスト
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一昔前、単行本で読んで「ハルビン・カフェ」の方が面白いな・・と思った。ここの「あかちゃん」さんのレビューを見て、久しぶりに読んでみるかと探したけど出てこないので、文庫本で再読。小泉さんではないが「感動した!!。」自分が年を取ったこと、打海さんが今はいないこと、伊坂さんの愛情あふれる解説、いろんな要因があるけど、私にとっては「ハルビン・・」、「裸者・愚者・覇者」と並ぶ大事な作品にランクアップ。したり顔のレビュアーの皆さん(いろんなとこにいらっしゃいます)に惑わされず、先入観なしに味わう。その後、解説を読む。「五つ星」の読書体験ができる(はずです)。内容については、ほかのレビュー(ちゃんとしたやつ)を見てね。それにしても、「覇者と覇者」の完結編を読みたいなあ・・・。 | ||||
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個人的に相対性理論(バンド)が好きで、音楽雑誌の相対性理論に関する記事でこの「ぼくが愛したゴウスト」が紹介されていて興味を持ち読んでみました。 少年がある日を境に、人々に感情がないパラレルワールドに迷い込んでしまう話。 なぜパラレルワールドの人間に感情がないのかについても緻密に綴られていてなぜかリアルに感じる作品でした。 SFなのに妙にリアルっていう雰囲気は伊坂幸太郎みたいだなと思ったら解説が伊坂幸太郎っていう偶然というか必然に運命的なものを感じました。 | ||||
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約束していた友だちが来ずひとりでコンサートに行った翔太は、帰りに駅で人身事故に遭遇する。 そのときから彼は、自分のいる環境に違和感を抱き始める。いったい自分のいる世界は、今まで 過ごしてきた世界と同じなのか?しだいに見えてきた現実を目の当たりにしたときに、彼の取った 行動は・・・。 同じようでどこか微妙に違う世界。そこに迷い込んだ11歳の少年。不安、恐れ、とまどい、悲しみ など、彼を襲うさまざまな感情がきめ細かく描かれていて、読み手にも翔太の心情がしっかりと 伝わってくる。読んでいてやりきれない思いや切なさを強く感じた。「パラレルワールド」を題材に しているが、独特の感性で描かれていて斬新だと思う。けれど、「彼はどうしてもうひとつの世界に 紛れ込んでしまったのか?」「彼はもとの世界に戻れるのか?」という読み始めからずっと抱いていた 疑問への答えは曖昧さを残し、個人的には納得できるものではなかった。読後満たされない思いが 残ったが、「自分がいる世界はいつもと同じ世界なのか?」「はたして自分は本当に存在している のか?」そう思いながら余韻に浸るのは楽しかった。 | ||||
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どちらかというと、児童書なのかな。 自分が読むというより、小さい子に読んでほしい本。 幻想が最後まで続くのがよかった。 | ||||
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読み始めたときは、単純なパラレルワールドものかと思ったけど、むしろそっちのSF的な設定はあくまでも舞台に過ぎず、「人間て何?」、「人の心、愛情って何?」ということを考えさせる深い物語。彼の小説もこれで2冊目だけど、題材によらず、深い味わいのある文章を書く人だと思った。特に今回の最後の数十ページは、意外な展開だが、美しくせつない。 | ||||
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