バルタザールの遍歴
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初版刊行(参考)
種別
長編
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2,875回
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あらすじ
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評判
バルタザールの遍歴の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 A ランク
バルタザールの遍歴の総合評価:
8.39/10点 レビュー 36件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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主人公はハプスブルクの青年貴族メルヒオールとバルタザール。実はこの二人はひとつの肉体を共有している。
二重人格者なのか、イマジナリーフレンド保持者なのか、よくわからないが、私のなかにも複数の人格があるので、親近感が持てた。メルヒオールがバルタザールに話しかけるのと同じように、私も別人格に話しかけるし、会話のキャッチボールをする。
メルヒオールとバルタザールの話し方が違うのと同じように、私が人格交代しているときの喋り方は、主人格のときとは違う。説教好きでキツい別人格や、私に寄り添う優しい別人格など、様々である。
でも、私が別の人格とセットで喋ることはない。別人格と会話することはあるが。
メルヒオールとバルタザールは、二人同時に喋ることがあるらしく、その時の話し方は、メルヒオール単体の喋り方とも、バルタザール単体の喋り方とも違うらしい。二人のことはよくわからない。会ったこともないし。というか会えない。
そんなメルヒオールとバルタザールが、物語の中で、恋に破れ、酒に溺れ、ウィーンから北アフリカに流れ、ナチスと乱闘を繰り広げたり、砂漠に置いてけぼりにされたり、新しい恋をしたりなど、様々な冒険をするのだ。
よくこんな話が書けるものだ、大いに楽しめた。
*
それにしても、佐藤さんに毛嫌いされている文芸評論家の岡和田晃さんは、佐藤さんの文体をめちゃくちゃ真似ているな、と感じた。
私は彼にうざ絡みをして絶縁された側なのだが、彼が私に対して言い放ったキツい言葉の数々が、『バルタザールの遍歴』にそのまま載っていて、ギクッとした。
彼は佐藤さんが本当に好きなんだな、岡和田さんが自分の無神経な言動故に佐藤さんに嫌われても、まだまだ好きなんだな、と思い、岡和田さんを可愛いと思った。
しかしかく言う私も、岡和田さんにいつまでも執着して、絶縁された後にもかかわらず、彼に手紙やメールなどを出してしまっているので、同じ穴のムジナである。
なにはともあれ、書いてくださりありがとうございました。