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奇想、天を動かす



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奇想、天を動かすの評価: 7.13/10点 レビュー 8件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.13pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇想、天を動かすの感想


▼以下、ネタバレ感想

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カミーテル
MCFS6K6O
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

本格と社会派の融合?

大胆かつ奇想天外がトリックはすばらしいですが、自虐史的な社会派部分が受け付けませんでした。
素直に本格物でこのネタが見たかったと思ってしまいました。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

奇想、天を動かすの感想

消費税が導入された当時の作品で、消費税に対する不満という時代を反映したとも思える動機が、掘り下げて行ったら、実は重い問題がぶら下がっていたというお話。
それを考えると、この作品の主眼は「その問題」にあるのかとも思えますが、今読むと結構デリケートな問題だったりもしますね。
「社会派ミステリ」としての側面も兼ね備え「本格」との融合がなされた作品と捉える事も出来るのでしょうが、個人的にはイマイチかなという印象です。
この作品の社会派の部分から発せられるメッセージは、そもそも題材にも問題がある上に、本格部分の相も変わらぬ豪腕ぶりとがアンバランスで、空振り感が否めませんでした。

吉敷シリーズは初読でしたが、基本御手洗シリーズと同じなんですね。
最早ファンタジーとも思える謎を次から次へと登場させ、読んでいる方がどう回収させるのか不安になります。
それをファンタジーで片付けないのが御大の凄いところですが、中にはそれはちょっと・・・というのもありますね。
手順を踏まなければならない刑事と突飛な発想も許される探偵という立場の違いもあり、過程の面白味という意味では御手洗シリーズの方が上かなと思いました。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇想、天を動かすの感想

一つの推理小説の中に本格の要素と社会派の要素は共存できる、そんな可能性を示してくれた作品です。
「社会」という大きなテーマと、島田先生お得意のスケールの大きな「奇想」が上手くマッチしていて読みごたえのある物語となっています。

聖水卿
EM682PQJ

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